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コンプレックスが消えたよ

2020年が始まりましたね。年末年始は特に遠出することなく、こたつでぬくぬくと過ごすことが多かったです。

時間があると大事なことから余計なことまで色々考えてしまうタイプなので、長すぎるお休みは苦手なのですが、ふと思ったのが長年の自分の"コンプレックス"を最近忘れていたなということです。

そのコンプレックスというのがいわゆる「学歴」というやつです。私は高校を卒業と同時に就職した、いわゆる「高卒」です。この高卒であることを長年とても気にして生きてきた気がします。例を挙げると、お会いした方の大学名が何故かめちゃくちゃ気になったり、仕事でプロジェクトに選ばれなかったときに自分は高卒だから大卒の人が優先されてるんだなとか思ったりしてしまうことですね。

コンプレックスというのは他の人が全然気にならないとか言っても、単純に解消されるものではないと思います。高卒なのに大卒の人と同じぐらい仕事できるね。といった類のほめ方を何回かしてもらったことがありますが、それを言われてまったく気にしなくなるかというとそんなことはありません。(コンプレックスや劣等感をバネに頑張れることも多かったので、一概にコンプレックスがいけないとも言えませんが・・・)

そんな中、2018年に転職活動をした時もなかなかきつかったですね。募集要件に並ぶ大学院・大学・専門学校卒業の文字。そもそも高校を卒業する時にも先生から苦労するぞって言われていたのでそれを承知のうえで過ごしていましたが、いざ現実を目の当たりにすると人間弱いものです。もう転職活動なんかやめてしまおうかなと思っていた時に現職の会社と出会います。直感的にここの会社に入りたいと思い募集要項を確認してみると、そもそも学歴要件の欄すらなくて安心したことを覚えています。

最初に面接したのは今の上司でした。話を進めていくと同じ自動車業界からIT業界に転職してきたことが分かり親近感が湧きました。更にはこれまでの業務経験から高卒で働いてきた人の強みや良さを語ってくださり、理解者が社内にいることに安心しました。代表と最終面接することになったときも、話の流れて自分が高卒であることが話題になりました。その時に「全く気にしないよ」と言ってくれた表情に嘘がないことが伝わり、ここで働きたいと本気で思いました。入社してから3カ月ぐらいに再度代表とランチに行った時も、高卒であることをまだ気にしていた自分は再度同じような話題を話しましたが、それは関係ないとの言葉をもらいました。

「全く気にしない・関係ない」の言葉通り、仕事の評価は行動・成果と直結しており、これまで思い込んでいた高卒だから評価されてないのではないかという言い訳も出来なくなりました。ちょっとずつ前みたいに上手くいかないことを学歴のせいにすることもなくなり、結果を出すためには早く仕事を覚えてコツコツ勉強して成長しなければという思いが強くなりました。

そして転職して1年が経ち、タイトルの通り自分の中のコンプレックスがさっぱり消えました。何がきっかけで消えるかは人それぞれだと思いますが、今回については環境が変わり、出会う人が変わったとき、自分の価値観にも変化があったのだと思います。

心が前よりも軽くなった今、2020年も明るく元気に過ごしていきたい!!




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