トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

まるでムーミン童話の世界！と以前から話題の『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』は、埼玉県飯能市大字阿須にある都市公園（地区公園）で、「平成記念子供のもり公園」として国から指定を受け、飯能市が建設して平成9年7月に開園しました。

子どもたちが、飯能の自然に囲まれたこの公園で楽しく遊びながら、さまざまな体験を通してそれぞれ独自の個性を伸ばし、仲間を思いやる心をもって成長してほしいという願いが込められてます。
平成29年6月から公園名を「あけぼの子どもの森公園」から「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」とし、子どもたちの笑顔の絶えない、世代を超えて愛される公園を目指します。

しかし、実はこの公園”ムーミン谷を再現した公園”ではありません。
子どもと一緒に遊びに出かけたい、この公園を理解したらそういう衝動にかられることでしょう。

公園内の施設には「ムーミン屋敷」と名付けられたものや、ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンの資料を展示したり、ムーミン関連の書籍を所蔵するものがあり、ムーミンの世界を再現していると言われていますが、あくまで再現、インスパイアしているにすぎず、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、テーマパークではありません。

一番の魅力は、「自分の力で生み出す冒険」が楽しめるところなんです。
園内の池や小川などに柵は無く、自然の森に囲まれているので、もちろんハチやヘビなど様々な生き物がいます。

この公園の目的は、子ども達に「危ないからダメ」では無く、自由な遊びで限界にチャレンジしたり、自ら体験する事で危険を察知し、対処する力を育てること。

教育が母体となっております。

公園スタッフや大人が挑戦を見守り、子ども達の意欲や冒険心の芽を育てることです。テーマパークでは味わえない魅力ですね。園内には遊び方の助言をしてくれるプレイリーダーが常駐し、危険な時は声掛けもしてくれます。

トーベ・ヤンソン氏やムーミン童話の登場キャラクター達は
心から自由と冒険を愛していましたよね！
自由な冒険には多少の危険は付きものなのです。

園内にブランコや滑り台などの遊具はありません。園内にあるものは、子ども達の創造力をくすぐり、冒険を生み出すきっかけを与えるものだけ。だから、ムーミン谷のようで、違うのです。むしろ、違うから良いのです。
なぜなら、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、ムーミン谷を再現した公園では無く、あくまで、「ムーミン童話にインスパイアされて設計された公園」だから。

童話の根幹に通じる「自然との共生・自我と自由の尊重」という理念によって、世界観を取り入れた公園なのです。

童話やキャラクターの世界を再現したテーマパークは世界中にあります。でも、「童話の精神を伝え、実践するチャンスを子どもに与えてくれる公園」は、世界中を探してもここだけなのではないでしょうか？

現代の教育にふさわしい公園、『トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園』興味をそそられませんか？

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