プチプーチンたちと、俺様憲法第九条について
ついに、数ヶ月にわたり恐れられていた、ロシアによるウクライナ侵略の火蓋が切って落とされた。心ある有識者たちは、この非道な行いに対して、次々と非難の声を上げている。
まっとうな国際情勢の分析や、戦後秩序への挑戦といった、大文字のテーマについて、数多くの大学の先生やジャーナリスト、あるいはTwitter論客たちにお任せしたい。ここで取り上げるのは、プーチン氏の繰り出した理屈についてである。
彼の、ロシア文学を彷彿とさせる、長々とした演説をかいつまんでみると
「我々は、ウクラ