見出し画像

仮面ライダーゼロワン 最終回

[ネタバレアリ]

令和仮面ライダー第一作品「仮面ライダーゼロワン」が終わりました。

平成仮面ライダーが終わり、新時代、新元号の幕開けとなった作品でしたのでやはり期待は大きかったのかと思います。

それに伴い新型ウイルスの流行により撮影が遅れたりとあまりよくない期間もありましたがなんとか無事最終回をむかえられてよかったです。

個人的にはとても満足のいく最終回でした。

最終回前の先週の話は不破さんが新フォームに変身してまでも止められなくて世界は滅による声掛けでヒューマギア暴走。

或人社長は悪意に満ちたまんま。

そこでむかえた滅、或人。

滅も悪意に満ちて新フォームに。

お互い心をアークのとらわれたかのような状態で変身して終了。

人間とヒューマギアが殺し合いを始めたらより収集がつかなくなるじゃん!

と思ってたけどすでに或人社長のなかには正解が見えていたんですよね。

ゼアの中での父親との再会。

ゼロツードライバーから作りだされたゼロワンドライバー。

ベルトがベルト作るってすごくない?


結局、アークの計画通りとならないで人工知能を超えた人間の、或人の想いが勝ったことで本当に良かった。

滅を止められるのは迅が必要となっていて奮闘してたけど迅は戦闘中に意識のみ復活したけど自分の出番はないと悟るのも良かった。

滅を、或人を信じているのがわかって初期を比べるとすごい大人になった迅でしたね。

滅が初めて感情をむき出しになって迅を亡くした怒り、悲しみの姿も胸にきました。この家族を失った気持ちは目の前にいる人間、或人もわかっていて父親、イズの死。それはだれのせいか、自分だ。という悲しみも怒りも後悔もあるその感情のついていけなさが元々感情のある人間と違う点で僕も感情がついていけませんでした。

お前を止められるのはただ一人、俺だ。

というセリフの意味がわかった気がします。

あの二人の殴り合いのシーンはクウガの雪山のシーンを連想させられますが人間と人外でも心が二人ともあるかないかで全然違いますわな。

最終決戦で初期フォームに変身するの良かった。てっきり父の一型と同類のフォームかと思ったけど。

完全なる初期フォームでなくてリアライジングホッパーというガワは初期フォームなのにいわば最終回限定フォームのようで良い。最終回での初期フォーム戦闘はかっこよすぎる。他のライダー作品でもいえる作品ある。

あの時は滅は罪滅ぼし、懺悔のつもりでゼロワンに破壊されることを望んでいたけどそんな必要ないと決める或人社長はやはりアークの決断とは全然違ってて良い終わり方でした。

自分はよく悪役が改心して主人公に殺されずにいる件は「お前のやったこと忘れないからな!」とか思うのですが滅は個人的に好きなキャラだし境遇も同情するところがあるんですね。本当にアークに乗っ取られそうなのは僕かもしれません。

滅が感情むき出しになったときに

「だって俺たちは仮面ライダーだろ」

という或人社長のセリフ、

仮面ライダーとは?というすでに答えが見えているようで見つけられてない、原点回帰のようなセリフですごく好き。

不破さんが最後、生身で交通事故の人を救ったときに言った「仮面ライダー」というセリフも自然と身に染みてきます。変身しなくても仮面ライダーというのもいいよね(それはそうと普通に車のドア壊す不破さんはすごいしおもしろい)

結果的に不破さんの職業は「仮面ライダー」なのか?


最終回の好きなところでみんなが新たな生活、道に進もうとしているのが好きなんですよね。

特に亡がエイムズに入っているのはアークに支配されたりして亡がなあなあにされそうだったのでここで落ち着いてよかったです。

滅も迅と一緒に生きてよかった、、、

滅が迅にお父さんと呼ばれて口元が歪むのも良い。今まで悪事が順調に進んでにやけることはあったけどきれいな笑顔を見ることができ本当に良かった。

イズは記憶がない初期化となったけどこれからまた或人とイズがともに仕事すると考えるとほほえましいよね。

あの最後の新キャラは映画の予告であるけどウイルスがなかったらそんなシーンいれないだろうしそもそも展開も変わっていたと考えられそうです。


ゼロワン、ウイルスとか令和初とか心配点はあったけど毎週面白くてよい作品でした。

本当にお疲れ様でした。

次の仮面ライダーセイバーも楽しみです!