はったり

とある写真展へ
家族と旅先の写真と、家族から見たエッセイが
たくさん飾られた
あたたかい空間だった。

その方とても明るいカメラマンさんだけど、
実は病気をしていたことを知りました。
去年身近な方が亡くなったのも。

それを感じさせないくらいのパワーで。

その時はなんでか分からないけど
とにかくパワーだけいただいて帰路についた。

ちょっと寄り道したくて、お散歩しながら歩く。
ふと、自分は生きてきてずっと自信がない。
そんなふうに思いました。
やりたいことも、苦手なこともとにかく多くて
そこに飛び込むまで、ずっとスタートラインで
足をもじもじさせている。
スタート後も(スタートしたのかも定かではない)
猪突猛進ではなく、ふらふらだ。

街を歩く人はみんな目的地があって
はっきり歩いている。
でも、きっとみんな自信はなくて
それでも歩いてる
私が思っていた周りの自信は
もしかしたらはったりなのかもしれない。

そうおもったら、
人生重く考えすぎていたし、
本当に自信がつく前に死にそうだし

はったりは最高かもしれないと思いました。

なんだか前向きな気持ち戻ってきた。


はったりええやん


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