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ぼくが考えた最強のリモートツールセット 2020.4

コロナコロナと書き始めるのはなるべく避けたいのだが前提としてお付き合いいただくとして、昨今は

1. 医療・介護・保育・運輸・インフラ・飲食など生命維持に直接関わる産業に毎日最大限の敬意を払う
2. 可能な人はなるべく知恵を絞り、家庭や所属共同体の最小単位の中である期間暮らす

という強烈なパラダイム・シフトに晒されている。私自身の仕事も、人の仕事を便利にするものだと思っていたが、こういうときには人の命すら守る技術になり得ると知ってメキメキやる気が出ている。やる気が出つつ家にいる。子供は絶賛走り回っている。パラダイム・シフトである。

この機会に家の断捨離を進めた人もいるだろう。家を改めて仕事場として捉え直したひとも多いはずで、そういう人は仕事に適さない自分の部屋に呆れ返ったりもしただろう。我が家はきわめて小さい勉強部屋チックな部屋があり、一人ならそこでいいが二人は無理だ。やはり改善の余地はある。

外の環境しかりだが、PCの中もいろいろこの機会に見直しをかけるのは悪くない。今、私のPCを見渡してみて、とくにリモートでのコミュニケーションを簡単にする、しかも無償かそれに近いツールを取り揃えるというのは快適だ。昔からこういうフリーソフトのリストを作るみたいなことは好きだったので、これを機にまたやってみようと思う。どうしても厨二っぽいメンタリティが出てきてしまうのだが、もう十分言い訳したのでご勘弁いただきたい。

自分なりの選定基準はこちら。

・10人以下程度のチームワークを想定。クラウドベースまたはクラウドと相性よく、プラットフォームフリーなもの重視。
・ルックアンドフィールを重視。使っていて気持ち良いソフトが良いソフト。
・フリープランが充実しているソフト重視。

Slack / Microsoft Teams

もう言うまでもない。メールに頼るのをやめよう。Slackは無料プランが充実している。あとは慣れだ。それにオンラインメインだと、反応があるのかないのか気を揉むものだ。アイコンを貼るだけでもいいから相槌を打とう。そしてファイル共有もここに放り込むのだ。

https://products.office.com/en/microsoft-teams/group-chat-software

Notion

TeamsにはWiki機能があるから、ここに情報共有用の掲示板チックなページを作ったり、OneNoteをリンクしたりという幅が持たせられる。SlackベースならNotion一択だと思う。フリープランでもかなりのことができ、何よりルックアンドフィールが素晴らしい。この使っていて気持ちがいい感じは説明が難しいが、きっと多くの人が気に入るはずだ。

Typora

時代はマークダウンだ。Notionもマークダウン書き出しができる。ちょっとしたことにWordを使うのはやめよう。Typoraで構造化・整形できればたいていのの文書はうまくいく。テーマが選べるのもいいところだ。PDFアウトプットがけっこうきれいなので、これで整形してPDF配布という選択肢は悪くない。元ファイルが軽いところもステキだ。

Whereby

オンラインミーティングの代名詞はSkypeから一気にZoomにシフトした感がある。ズーム飲み、は一度は言ってみたい言葉だ。しかしZoomにも限界はある。とくに3人以上だと40分以下の制限があるのは地味に痛い。Wherebyは4人までなら制限がない。アプリも不要で設定も最小限なので、この規模で足りる人には大いにおすすめだ。

Otter/DeepL

直接対面しないということは、何かのときには翻訳ツールを露骨に使っていてもあまりばれないということだ。英語の文字起こしはOtterを是非使ってみよう。サクサク英語が文字になって驚くはずだ。そこで得られた英文をDeepLに放り込むと、相当自然な日本語になってくれたりする。Google系でもこの手のことはできるが、この2つのツールがかなり気に入っている。

Microsoft To-do

家にいると仕事ははかどるが、細かい仕事が視野から溢れる。こまごました仕事は、それと関係する人の顔を見て思い出したりするわけで、精算とか契約書とかのタスクはとてもこぼれやすい。少なくとも私はそうだ。To-do管理のソフトは山程あるから好きなものを使えばいいけれど、これはもとWunderlistというソフトがMicrosoft製になったもので、本当にこまかいところがうまくできてる。マルチプラットフォームだし、シングルユースにも協業にも向いている。Outlookと連動なんかもできる。まだの人は使ってみて決して損はない。

Xmind

画面共有で資料を出すなら、べつにパワポでなくてもいいじゃない?と気づいた人もいるかもしれない。そうなのだ、Powerpointは優れたツールだが、なんでもかんでもPowerpointでひな形を作ればいいってものではない。XMindはマインドマップツールで、これを見せながら話をする、これでメモをとる、なんていう方法で話を構造化することができてとてもよい。

当然だが異論は認める!というか、こんなのは本来飲み屋でビールを飲み交わしながらああだこうだ言いたいような話だ。自分で考えた路線図、自分が思う最高のアイドル曲プレイリスト。なんだっていい、それも創作だ。今は道具がある、話し相手がいないなら書いてネットに出してしまえばいい。

……そんなわけだけれど、このソフトがないなんてありえない!というのを是非知りたい!教えて!!お願い!!!

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