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小さな手のひら

知人の投稿で
黄色い可愛らしい花の近くに、だんご虫がいた。
そこで、ふと思い出した事があった。


それは、だんご虫の好きな子ども達。
ウチの息子もそうでした。

幼稚園にお迎えに行くと
ポケットから、沢山のだんご虫!
みてみてー!✨
小さな手のひらに乗せて
そっと見せてくれる。
キラキラと目が輝いてる!

子どもはお家に持って帰りたい。
「だって、かわいいんだもん。」
と、いう。

そんな時
どうしてましたか?

私は
「かわいそうだから、元の所へ返しておいで」
と、言ってました。
実は、これは、
かわいそうではなく
持って帰って来られたら困るから、
そう言ってました。

私ってズルい。
かわいそう
と言うと、子どもは本当に優しいから、泣く泣くバイバイします。

私は、優しいふりをしていました。
子ども達、ごめんね。


では、どうしたら良かったのか
考えてみました。

子どものだんご虫をポケットから出す。
観察できるように深めの容器に土を入れ、そこにだんご虫達を入れてあげる。
そうすれば良かった。

今思えば、簡単な事だったのに。

なぜあの時、子どもの気持ちを受け止めてあげなかったんだろう。

そのちょっとの作業が面倒だった。
かなり自分に余裕がなかったのだと思う。

テレビやゲームを見るより、だんご虫を眺めている方が豊かに育つと、今は思う。

子ども達は、あの小さな虫達がかわいい。
てんとう虫🐞もそうだったなぁ。

小さな手のひらに乗せて、
愛おしいくジッとみている様子を思い出した。
好奇心の塊だ。

非常に後悔している。

私は、自分の都合で子どもの好奇心を取り上げてしまった。

ごめんよ。
子ども達。

すっかり大人になってしまったけど…

これからは
全力で応援するからね。

優しい子ども達
ありがとう。


🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀


読んで下さりありがとうございます🐞

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