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【cinema】天使にショパンの歌声を

2017年8本目。順調な映画ライフを送れている。

カナダ映画。何かね、もっと、心湧き躍る内容だと思っていたんです。言うなれば、「天使にラブソングを」くらいのテンションちゃうかと。(邦題が少しかぶってるだけか)まぁでも閉鎖されかけてる音楽学校(寄宿舎)を守るために、シスター達と生徒達が奮闘っていうくらいだから、あんまり湧き躍るわけでもないか。しかも作中使われているのは、ショパンだしね。別れの曲とかしっとり、だもんね。

最初の方のテンションが低すぎて、ウトウトしたのは、この私です。

カナダのケベックにある、白銀に囲まれた小さな寄宿学校。同校は音楽教育に力を入れ、コンクール優勝者も輩出する名門音楽学校の側面もあったが、修道院によって運営が見直され、採算の合わない音楽学校は閉鎖の危機に直面してしまう。校長のオーギュスティーヌが、音楽の力によって世論を動かす策を思案する中、姪のアリスが学校に転校してくる。アリスに天性のピアニストの才能を見出したオーギュスティーヌだったが、周囲に心を閉ざしたアリスは、一筋縄ではいかない問題児だった。アリス役のライサンダー・メナードをはじめ、キャストは全員吹き替えなしで演奏、合唱に臨み、ショパンの「別れの曲」やリストの「愛の夢」など、クラシックの名曲の数々が劇中で披露される。(映画.comより転記)

そりゃ合唱もピアノ演奏もどれも素敵でした。澄み渡るってこういうことを言うのかと。それでも何だろう、パンチがない。その一言に尽きます。テーマや素材は抜群なのに、何かストーリーの中で活かしきれてないと思うのは私だけだろうか。アリスが問題児なのも理由があるし、けど問題児って言っても中途半端だし、オーギュスティーヌがそこまで音楽にこだわって守り抜こうとするのが何なのかあんまり伝わらないし、総長が何でこんなに素晴らしい学校を売り渡すことに固執するのかもよくわからないし(いくら採算が合わないにしても)、うーん。うーん。私が途中寝たからか?登場人物の描写がどれも中途半端だと思うんだよね、とどのつまり。共感したくても、何だかよくわからない。誰か一人をきちんと描いているわけでもなく、誰も平等に描こうとして、スッキリしないって感じかな。

ちょっと期待しすぎてしまった部分もあるかも。でもまぁ音楽シーンはステキなので、興味のある方はご覧いただき、他のグッドポイントを教えていただけたら幸いです!

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