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【cinema】リザとキツネと恋する死者たち

ハンガリー映画。
一体全体ハンガリーの日本に対する認識ってどうなってるんや…と思わざるを得ないストーリーです。
でも邦題タイトル、カワイイから許す。

とりあえずあらすじを説明すると、日本の歌謡曲が好きな夢見る30才のリザは、トミー谷という日本人歌手の幽霊に取り憑かれている。彼女の世話する元駐ハンガリー大使の未亡人がある日突然殺され、そこからリザの周りで次々に殺人事件が起こる。それはリザを好意を抱く人に嫉妬したトミー谷の仕業で…

っていう意味わからんストーリーなんだけど、とにかくその意味わからなさが面白すぎて、爆笑しながら見ました。この世界観、キテレツすぎて、日本ではウケると思うんだけど、他の国の人はどう思ったんだろう…

何でも監督は栃木県那須の九尾の狐伝説にヒントを得てこの映画を作ったみたいなんだけど…

メックバーガーに行ってみたい。理想の出会いの場所がメックバーガー(ファストフード店)っていうところからして、キッチュすぎなんだけど。

そもそもトミー谷役のデヴィッドサクライって誰だよ。ちょっと金子貴俊に似てるんだけど…

とにかくポップでキッチュすぎて、エロいシーンもあんまりエロく感じさせない感じ。でもうまく1970年代の雰囲気が表現されてて、色彩豊かで、ハンガリーナイス!と思わせてくれました。

ハンガリー人がどう感じたのかも知りたいなぁ。

ちょっと嬉しくなったのは、大使の未亡人役の女優さんが「悪童日記」のお婆ちゃん役の人だったのと、主演のリザ役の女優さんが「ハンガリー大使人質事件」の大使夫人役を演じていたのがわかったことです。化粧で全然違うねんなぁ。

とにかく未だ見たことのない世界観でもって笑いたい方には持ってこいの映画であることは間違いないです。

また、この映画に出演した全ての俳優さんたちに是非来日していただきたいです。

な、何だ、この文字は…(こちらは、ハンガリーのポスター)

こちらは日本のポスター。こっちの方がいい感じ。

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