桐生ココ問題から見る運営(カバー)の問題点

0.会長が泣いた日

まずはこの動画を見て欲しい。
配信中に荒らし対応しているところで、あの強い会長が泣いてしまったのだ。本当にかなたんがいなければどうなっていたのかと心の底から思う。
これは荒らしの攻撃に消耗していたというのもあると思う。しかしそれと同時にカバーの糞以下の対応も大きく会長を傷つけたのは間違いないと思う。

昨年9月末の朝ココの台湾問題から発生した炎上事件。
この件について、私は一貫してカバーを批判し続けてきた。今ここでなぜ運営が悪いのか、なぜ運営を批判しなければいけないのか述べます。

1.カバーがやったこと

①ホロメンに正しい指導をしなかった

会長を始めとするホロメンはカバーの意向で、bilibiliで活動(ミラー配信)をしていました。中国で活動する以上、カバーは中国活動の注意点をホロメンに指導しておく必要があるのは当然です。
そして中国独自のタブーなんて実際「台湾」くらいしかありません。つまり、ホロメンに台湾独立を支持していると誤解されるような事をするなと言う簡単な指導だけしていれば十分だったにもかかわらず、その程度の指導すらしていなかったのです。

②以前同じ間違いをして、中国人に対して謝罪し再発防止を約束したにもかかわらず何もしなかった

ホロライブでは昨年6月にちょこ先生のクイズ配信でチベットを国として扱ったため問題が発生した時、カバーは再発防止策を中国人に約束していました。それにも関わらずカバーはまともな対策をしなかったため、同じ間違いを犯し中国人の怒りを買ったのです。

※1 昨年6月に問題発生した時の中国人への謝罪投稿
https://t.bilibili.com/399642579432058924

③問題発生後まともな対応をしなかった

カバーは問題した時にホロメンを雑な対応で問題に蓋してきました。
カバーはこれまでも問題が発生すると、雑に対処で事を納めようとしてきました。過去にも著作権の問題が発生した時は過去の動画をすべて非公開にしました。
しかし、これが今回の事件では問題を拡大させます。
カバーはまともな説明もせず、bilibiliのホロライブの全チャンネルを停止しました。、桐生ココと赤井はあとを謹慎させました。
これにより、本件に興味なかった中国人ホロライブファンも怒らせ
さらに事件から3日立ってようやく出した声明では日本向けと中国向けで違った声明を出しました※2。
当然このようなねずみ男のような二枚舌な謝罪は中国人をより怒らせました。そしてその後まともな謝罪は最後までありませんでした。
私は多くの中国人と対話しましたが、彼らは朝ココの問題単体ではなく、その前後の出来事も含めてホロライブや桐生ココに対して怒りを抱いているのです。
つまり、中国人は、ホロライブが台湾を国扱いしたこと以上に、中国のタブーを繰り返し犯しているにも関わらずまともに詫びる様子もないカバーの態度を中国に対しての無礼・侮辱と捉えたのです。
だからこそ、ホロライブは反中国と見なされ炎上は決定的になったのです。

※2 ホロライブの日本向けと中国向けの謝罪文が全然違う件
https://www.nicovideo.jp/watch/sm37588797

④中国のファンを切り捨て、ホロライブCNを処刑した

そして中国の炎上を決定的にしたカバーは中国からの撤退。つまり中国のファンとホロライブCNを切り捨てることを決めました。
中国のファンは、これまでホロライブにとても献身的に尽くしてきました。
当時bilibiliには、全ホロメンの公式チャンネルが存在しており、そのチャンネルはカバーから委託を受けた中国の有志のファンにより運営されていました。膨大な動画をファンが無償で翻訳して字幕をつけていたのです。
当時朝ココも中国時間朝の5時から中国のファンによってミラー配信されていたのです。そして中国は英語字幕の動画をyoutubeに沢山アップし、英語圏のファンを増やしました。中国人の活動がなければホロライブENが生まれるのはもっと遅れていたでしょう。
また中国の企業もホロライブをとても大切にしてくれていました。ホロがまだ弱小だった時期からアズールレーンやアークナイツは積極的にホロとコラボをして、ホロを応援してくれていました。
bilibili動画は120億円以上かけて招致したlolの世界大会にゲストとしてあくあを招待してくれていました。今回の事件がなければあくあは何千万人の前でテーマソングを披露する予定だったのです※3。
そんな中国のファンをカバーは無慈悲にすべて切り捨てました。
さらに酷いのはホロライブCNに対しての仕打ちです。カバーは中国撤退に際して、CNの引退を強制しました。CNとそのファンたちのこれまで努力をすべて無視して、用済みの家畜を処分するようにCNを引退させたのです。
カバーはVtuberのことなど何も考えていないことがとても良く分かるでしょう。彼らは自分たちの保身のためにはIDだってENだってJPだって切り捨てる企業なのです。

※3 【湊-阿库娅】Take Over - 所向无前
https://www.bilibili.com/video/BV1vT4y1F7oo
あくあが世界大会で披露する予定だった楽曲。bilibiliでは事件後に公開されたにもかかわらず500万回以上再生されている。

⑤会長が復帰後、荒らしに攻撃され続ける会長に対して何もしなかった

その後会長は復帰されましたが今もなお会長は荒らしの攻撃を受け続けています。
しかし、この攻撃、カバーがまともに対応すれば8割方は軽減できるのです。
荒らしの攻撃は、youtubeとTwitterでの荒らし投稿です。これらはカバーの社員が会長のyoutubeやTwitterのモデレーターになって、荒らしを片っ端からバンやレポートすれば殆ど解決します。桐生ココから徴収したマネージメント料の5%も使えば十分に対応可能なことです。
しかし実際カバーは何もしませんでした。その結果、桐生ココは自身の配信の中で一人で30分以上もバン作業をしなければいけませんでした※4。

※4 【歌耐久】目指せ登録者800,000人!
https://www.youtube.com/watch?v=6Jdn7o3eSrU
この配信の中で桐生ココは30分以上バン作業をさせられていた。

⑥3ヶ月間会長を放置していた挙げ句ようやく動いたと思ったら中国人の荒らしをモデレーター登録した

事件から3ヶ月後、ようやく運営は荒らし対策を初めたようです。
しかし、そこでやったのは「リスト化した荒らしをモデレーター登録する」という小学生以下のミスでした。
桐生ココはカバーに7000万円以上のマネージメント料を払っています。一般社会では税理士は月5万円の顧問料を得るためにひたいに汗を流して毎月会社に訪問し、経費を整理して税務手続きを行っています。
一般社会で7000万円以上のマネージメント料をもらっている会社がこんなレベルの低い仕事をしていたなら、普通は社長が土下座に来るような案件です。カバーは一般社会の常識からみて信じられないほど高額のマネージメント料を搾取しているにも関わらず、信じられないほど雑な仕事をしてホロメンに負担・不安・不満を抱かせている。先日のぺこらの問題も本質は同じだ。だからこそぺこらは「他のホロメンも我慢してるけど言わないだけかもわからんけどぺこらは言わないと前に進めなかった」と述べていていたのだ。
何よりカバーの雑で怠慢な仕事はこれからも絶対に問題を発生させ、ホロメンを傷つけます。

2.なぜカバーを批判するのか

荒らしを批判しても仕方がない、意味がないです。
日本でも中国でも荒らしを批判しても何も変わりません。
それは火事が起こった時に「悪いのは火」だといっているようなものです。
しかし、運営は運営自身が変わろうと思えば変わることが出来ます。批判はそのための動機づけ・きっかけになります。
そしてそもそも今回の炎上は運営がまともに仕事をしていれば、発生しなかった炎上です。それは企業が適切に安全対策を取っていれば火事なんて起こらないのと同じです。

だから火事が起こりそうな場所で仕事させているのに、正しい指導をせずに火事を招いた運営を批判すべきです。
一度ボヤを発生させた時に謝罪し、再発防止を約束したのに何もしていなかった運営を批判すべきです。
火が発生した時に沈静化の努力を放棄し、取り返しがつかないほどの大火事にした運営を批判すべきです。
火事が大きくなったら、中国のファンやホロライブCNを無慈悲に切り捨てた運営を批判すべきです。
燃え盛る火事の中に会長を一人放り出して、なにもしなかった運営を批判すべきです。
やっと動いたと思ったら放火魔に家の鍵とガソリンを引き渡した運営を批判すべきです。
莫大なマネージメント料を徴収しつつ、まともな仕事をしていない運営を批判すべきです。

昨年9月の対中国に関する問題だけでも、運営は5つも6つも過ちを繰り返しています。
これは不幸な事故ではありません。運営の体質による必然的な事故です。ですから運営が変らなければこれからも同じような問題が起こり続けます。
それを避けるには運営自身に変わってもらわなければいけないのです。だから運営に自分の問題点に目を向けさせるために、運営を批判する必要があるのです。

同じような問題は現在進行系で起こり続けているし、運営が変らなければこれからも起こり続ける。
だからホロメンを二度とこのような目に遭わせないために、運営の問題点を批判し運営に変わってもらわなければいけないのです。

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