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忘れられないあの人

私には忘れられない人がいる。

大学は違うが、共通の先生から学んでいたので門下が一緒の関係だった。

学生時代の門下合宿では、特に意識とかもせずに過ごしたりしていたのだが卒業してから急に会ってみたくなり連絡をとった。

私の大好きな関西地方のとある場所に住んでいる彼女に旅行がてら会いに行く事にした。

久しぶりに会う彼女との会話は、、、正直覚えていない。とにかく一緒にいてこんなにも幸せなのか、とフワフワ状態だったからだ。

その時、私はその数ヶ月後海外で働く事になっていて、彼女は離島で働く事を決めていた。
今覚えば、離れるからその前に付き合っておきたかったという心があったのだろう。

それから少し経って彼女が出発前に東京に来るタイミングになった。
このタイミングしかない。そう思い、告白をした。
ムードもない駅構内のキオスクの前で

結果はOK「いつも近くにいれば良いってもんじゃないから大丈夫」彼女の言葉は強い。

そうこうしている間に離島と海外の遠距離恋愛がスタートした。

ここからは後悔モードだ。
私は日々の不安からか連絡を多くしていた。彼女も新しい場所で頑張ろうと、ペース作りがあったはずなのに、、
会話も自分の話が多く、彼女の話を余り聞いていなかったと思う。
それでも、電話をしてくれた彼女。
私は甘えていたのだ。

しばらくして私は帰国をした。
その時丁度、日本一周をしている友人がいた為会いに行った。 友人と会い移動している最中、彼女からLINEが届いた。

「別に好きな人が出来たから今度会う事は出来ない」

その後、友人との移動や家に帰るまでよく平静を保ったと今になって思う。

彼女は意思を曲げる事はその後なかった。

彼女の書く文章が好きだ。
Facebookの投稿、LINEの文章、どれもが魅力に溢れていて好きだ。

彼女の自由さが好きだ。
やりたい事が多く、直ぐに行動に移すところが好きだ。

彼女の色んな人から愛される所が好きだ。
関わる人を大切にするからこそ、彼女は愛されていてそういう所が好きだ。

私が彼女を好きになって本当に良かったなぁと思う時があった。

私「明日からお互い新しい所で頑張ろうね!」
彼女「明日から楽しもうね!」

あぁ、あなたを好きになって本当に良かった。
あなたを好きでいる自分は幸せだった。

ありがとう。


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