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#隕石
【短編小説】夢の材料
昨日、妙な夢を見た。まぁ、夢は全般的に妙なのだが。
夢の中で、皿洗いをしていると、ついお気に入りの皿を落としてしまった。すると、皿の破片は宙に浮き、窓の方へと向かっていった。何故だか、破片は窓の外に行きたいと言っているような気がして、無意識に開けてやると、一目散に飛び出して行った。
長年使っていた皿の旅立ちを見守っていると、冬なのにどうにも蒸し暑い。ふと上を見上げてみると、無数のストーブが、煙
昨日、妙な夢を見た。まぁ、夢は全般的に妙なのだが。
夢の中で、皿洗いをしていると、ついお気に入りの皿を落としてしまった。すると、皿の破片は宙に浮き、窓の方へと向かっていった。何故だか、破片は窓の外に行きたいと言っているような気がして、無意識に開けてやると、一目散に飛び出して行った。
長年使っていた皿の旅立ちを見守っていると、冬なのにどうにも蒸し暑い。ふと上を見上げてみると、無数のストーブが、煙