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デキる人を「検索エンジンの代わり」に使うべきではない

「ググレカス」という言葉が生まれてどれくらい経つだろうか。

この言葉の意味はみなさんご存知の通り、「Googleで検索しろ、カス」というものだ。

要は人にいちいち聞かずに自分で調べろよということ。

「パソコンやスマホが苦手な人」「IT音痴」みたいな人が「ネットが得意な人」に質問をする姿があらゆるところで見られる。

じいさんばあさんが息子にスマホの使い方を聞くことに始まり、大学生の女の子がパソコンのセットアップなどでやり方がわからず人に全て任せるみたいな光景だ。

デキる人は当然のように知っていることを教えることもあれば、その人自身もやり方がわからず分からない人の代わりに検索してあげて問題を解決することもよくあるだろう。

すなわち、ネットに詳しいと思っている人は備わった知識が凄いのではなく、「代わりに検索してあげてる」だけなのである。

このようにデキる人を検索エンジンのように使うのはもったいない。

最初に出した「ググレカス」というのはある意味優しさである。

飢えている人に対して今すぐ魚をあげるのではなく、「魚の取り方」をレクチャーしてあげるのと同じだ。

分からないからと言ってすぐ人に聞いていては、永遠に分からないことを人に聞き続けるしかない。

ググる癖をつけることによって自分で調べて問題を解決できるようになればもう分からないことを人に聞く必要がなくなるのだ。

たまにネットで「漢字の読み方」を聞く人がいるが、「コピーアンドペーストしてぐぐれよ・・・」と思う。

大体の技術的に分からないことの答えはネットで解決できる。

あとはどうその答えを見つけるかだ。

今日の注目ニュース

医療の逼迫による影響がじわじわ出てきているようだ。本来ならば入院するべき人が自宅待機をすることで急速に症状が悪化し亡くなってしまうことがある。変異ウイルスによって感染力が全体的に増してきているせいもあるかもしれない。ただ、蔓延防止措置や緊急事態宣言によって感染を抑えるのにも限界がありそうだ。

昨年とは違って緊急事態宣言が出たところで行動を自粛することはないという人が明らかに増えているという数字だ。ある場所が休業していても、旅行したい人は休業していない場所を探してそこに押しかけるという形になりそうだ。結果的には宣言が出ていない地域に人が押しかけているということ。

世界全体でもこれだけ打たれているのに、日本はまだまだだ。ワクチンに関しては完全に遅れを取った。このように、何か問題があるが騙し騙しやってきた部分というのは平時は何も問題にならないが、緊急事に表面化するものだと思う。テレワークなどもそうだ。

感染対策をきっちりしていて、クラスターの原因にならない場所は休業しなくてもいいという態度の表れだろう。実際、要請する側は一律となるが営業してる側はそれで納得はいかないだろう。ただ、クラスターになるかどうか全て見回ることはできないので、その辺の線引きは難しそうだ。

こうした小さな実験を繰り返していくことで人類が火星で生活するというのも非現実的ではないものになっていきそうだ。そう遠くないうちに火星で生活する人類も出てくるだろうか?

メリットの面だけ見ると、デジタルで受け取ることも悪くない。しかし、ハッキングや決済アプリ会社が倒産するリスクを不安視する声がある。仮に全ての金が電子化されれば徴税などのコストが大幅に下がるし、給付金など国からのお金にグダグダすることも無くなるだろう。ただ、そういう風になるかどうかは現状よく分からない。

謝辞

最後まで読んでいただきありがとうございまっする〜!

ニュースについてのコメントがなかなか思いつかない日は時間がかかります。

なんだか生意気なようにも見えるんですよね。

もっとこう、誰かに自分の生意気さをバシバシと咎められたいような気持ちもあります。

そうすることによって考えが飛躍すれば良いのでね。

それではまた明日!


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