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『サイバーパンク・ブーム』は2020年以降に来る

サイバーパンクは2020年以降に来ます。これは確実だと思います。

理由に関しては、銃規制の背景もあって現時点でも銃描写を描くことは難しいからです。

実際、『メタルギアソリッドV』では銃の名前が架空のモノとなっています。今までのシリーズでは実際の銃の名前が使われていたのに。
これは銃規制という世相的な背景にあるからです。
より正確に言えば、銃による凶悪事件とビデオゲームの因果に対して、銃メーカー側の配慮、圧力といったものです。当然、ゲーム会社の配慮もあるにせよ。

そして、この流れは銃だけでなく車両関係にも及び、架空の物に置き換えられているとのこと。

そうなると『PlayerUnknown's Battlegrounds(以下、PUBG)』のような現実的で銃を使ったバトルロワイヤルゲームなどは弊害となりかねません。
だから、対策としては舞台を現実からサイバーパンクとすることで、それらを軽減させられるわけです。
ただ、それでも絶対ではないので、あくまで軽減対策ではある。

それに上記のニュースからも「PUBG」の次なる展開はサイバーパンクとあります。

「PUBG」と類似する『フォートナイト』に関して見ても、アメリカ合衆国に本社があるEpic Gamesが販売・配信しているためか、作品性とマッチしたポップでオモチャっぽい銃で描かれている気がする。実際、玩具としても展開しています。
このポップさどは任天堂の作った『スプラトゥーン』を参考にしているのかもしれない。ただ、『スプラトゥーン』に関してゲームとしてのバトルロワイヤル要素を含んでいながら、殺伐さ一切無い。

客層を完全に子供に絞っていることの配慮だろう。ただ、逆に言えば本来FPS、TPSをメインとするプレイヤー層とかぶらないニッチ、隙間を狙っていい、本来のFPS、TPS層を呼び込んだ意味ではこのタイトルが持つ意味は大きい。

日本にとって銃は身近ではない。アジア圏でも少々身近なモノではない。
だから、アメリカ等の銃規制の流れを気にしなくていいかと言ったら、これは間違っている。

最近ではライトノベルがアメリカでのAmazonで一部の作品が販売停止されたのが話題となった。これも今の世相的な流れから来ているのはまず間違いないだろう。
それが正しい、間違っている議論はひとまず抜きにして語るが、今はなんでもグローバルな展開が当たり前な中で、自国だけのナショナリズムを押しつけることは無理な時代である。

そもそもライトノベルだけでなく、エロ漫画とてAmazonでは販売停止された経歴がある。それを考えれば今更感もある。

話は少し逸れましたが、また今後のタイトルから見ても、サイバーパンクは確実に来ます。
この秋発売される『サイバーパンク 2077』はゲームユーザーだけでなく各界からも期待されてます。先日も「TRIGGER」制作によるオリジナルアニメの発表がされたぐらいです。

小説においても、そういう背景からなのか、こういったサイバーパンクな作品を求めている気もする。少し私の思い込みが強いせいかも知れないが。
ただ、下記のようなコンテストは開催されている。

また、第27回スニーカー大賞の最終選考委員に置いても長谷敏司氏の名前が出てきている。ただ、ここに関しては中国文学でSFでもある『三体』を意識した点も考えられる。
それは中国への進出的な背景もあるのかもしれない。国内での『三体』ブームに乗る意味かもしれない。

現状、小説においてもSFを意識していることは今後来るであろうサイバーパンクにも良い流れとなるはず。アニメにしても『サイバーパンク 2077』を題材に作られることでもあるし。
ともあれ、どのメディアにおいてもサイバーパンクが求められるのはすぐ先の話であるのは間違いなさそうである。

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