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【大河の一滴を読んで】僕が伝えたいこと。

こんばんは。tomです。
皆様『大河の一滴』という本をご存知でしょうか。

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僕はこの本を実は半年前に読んでました。
すると、今日ある番組で大河の一滴について放送してたんです。
たまたまその番組を見ただけではnoteに綴ろうとは思いませんでしたが、2週間前にある体験をしたことでこの大河の一滴について綴ろうと思いました。

この記事は僕なりの解釈や想いを綴っています。
共感できないこともあるかもしれません。
ですが、勇気を出して綴ろうと思います。

ちょっと暗くなっちゃう内容に記載しますが、決して暗くなってしまう記事ではありません。
その内容を最後に記載しております。

1.『大河の一滴』の超簡単な要約

僕なりの結論からお伝えします。
『人が生きるということは苦しみの連続である。自殺したいと思うほど、つらいことがあり、人にとって死は隣合わせである。そのような悲惨な状況の中にも、人の優しさ、温もり、助け合いなどがある。極楽は地獄の中にある。人生は辛いことの連続だが、人は人によって支えられながら生きている』
ということだと思います。

本の中にこんな内容が記載されていました。
『人は大河の一滴
それは小さな一滴の水の粒にすぎないが
大きな水の流れをかたちづくる一滴であり
永遠の時間に向かって動いていくリズムの一部なのだ』

と記載されています。

大河の中では僕達は小さな粒であるが、小さな粒が支えあいながら大きな大河を作り、動いている。ということでないかと思います。

2.2週間前の僕の体験

とても辛いことがありました。
僕は7人兄弟の3番目として生まれたのですが、2番目の兄が倒れました。
病院に向かい、医師から言われた言葉。
『退院もできる可能性がありますが、中には退院できない方もいらっしゃいます。』
急に暗闇に襲われた気分でした。

そして、2日くらい経って診断を受けた時よりも少し気持ち的に落ち着き始めた時に考えていたことがあります。
『なぜ、友達や友達の身内の人が辛い思いをしていた時にもっと寄り添ってあげれなかったのか』と。
もちろん、心配はしていました。

兄は生まれながらに言語障害を持っていました。
人に何かを伝えたい。頭の中では伝えたいことがわかっているはずなのに、言葉としてうまく出て来ないんです。
そのこともあってか、小さい頃は学校生活で辛い目にあったり、社会人になってもうまくコミュニケーションが取れず、辛かっただろうと思います。

他人に対しても兄に対して、『元気を出して!』と応援ばかりするのではなく、目の前の大切な人の気持ちに寄り添い、気持ちをなるべく理解することに努めるべきだったと後悔しました。これからそんな人との関わり方を忘れたくないと思います。

3.最後に最も伝えたいこと

これまでは僕の兄や身近な方について記載しましたが、知らない方でも同じ大河の一粒であります。
この記事を見てくださっている方もです。

コロナの渦中の中、人それぞれ考え方や批判したい気持ちがあったりするのは大いに理解できます。
ですが、同じ大河の一粒であるからこそ、知らない方との出会いを大切にしながらも『今できることや小さな支えあいを大事にしたい』と思います。

そして、出会った方々や携わらせて頂いた方々に、もしも辛いことがあった際は全力で寄り添い、幸せなことがあった際は全力で喜び合いたいと思います。

『人生は辛いことの連続。
だが、極楽は地獄の中に確かにあった』

とても響いた言葉でした。

こんな時だからこそ、優しい世界であって欲しい。
一人ひとりができることは小さいかもしれませんが、今できることを全力で。

この記事を読んでいて、もし辛い思いをしている真っ只中である方へ。

あなたは一人ではありません。

それでは、今日はこの辺で。

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