供養ということの最大の意義
そうだ、京都にいこう。
ってわけでもないけど、おばーばの本山参り。
10時半に集合のはずが起きたら7時半。
京都まで3時間の私は東京。寝起き。
本山の妙心寺に着いたら
ちょうどいただくお経は終わっていて
みんな本堂の前で集合写真を済ませ、恒例の「わたし待ち」
「ちょうどよかったなぁ、ごはんやで〜」
と迎えてくれる優しい親戚一同総勢25名。
ちょうどいいわけもないけど、ちょうどよかった。
ごはん処の嵐山に移動する時間に間に合うの巻。
ワイワイ言いながらバスに乗ったら運転手さん、
行きのバスより1人増えていてびっくり。
おばあちゃん付いてきたのかと笑
あながち間違いでもない、おばあちゃん似の私ですから。
色んなお寺や紅葉を見て
散々笑って終わった法事はとても楽しく
法事は必ず京都に行く我が家も
次回を楽しみにしては叱られたり笑
でも、歳上から口々に
「私の時も賑やかに行ってなー」とか言い出す。
アンケートの結果、どの叔父も叔母も笑ってお葬式!
大勢ワイワイの本山参りを御所望の様子。
どんなアンケートや!
親戚中が仲良いってステキ。
集まりが本当に楽しみ。
そして、寒い予報の京都は暖かく快晴。
持って来た上着はバスに乗せたまま。
私が晴れ女な以上に、お婆ちゃんも晴れ女。
みんなが口をそろえて言うのは
「よっちゃん(わたしの父)がおったらなぁ」
仲良かったんだなーこれまた。
義母と婿どの。
いや、嫁にやった先の、婿どの。
実家に帰りたがらないクールな母をよそに
娘(わたし)をネタにして
ご飯を運ぶ、をネタにして
様子をみてくる、とか
ほんとに大好きだったねー婿どのは義母が。
送ってあげて欲しかった。
紅葉の時期に入院して
伊勢の紅葉の名所を駆け抜けて
病院に毎日通っていた私は紅葉を見ると泣けてくる。
紅葉が大嫌い。
本山参りを無事に済ませたことを
お爺ちゃんに報告に行ったら
妙心寺の古くからの言葉を紙に書いてくれた。
お爺ちゃんの遺影にする写真を選びながら笑。
いつになったら「供養」が出来るかなー。
今年きれいだと思った紅葉を、来年もきれいだと思いたい。
92歳の手元は家宝。
妙心寺は今年も紅葉がきれいでした。
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