見出し画像

自分が書いたR18一次創作BL小説を読み返せ

今回の記事は、思考をまとめる長〜〜い独り言になります。

先日こんなことを呟きました。

自分が書いた創作BL小説を小っ恥ずかしくて読み返せないことに気づいてきた。
今まで後から一次小説を読み返して、なんなら感動したり表現に舌を巻いていたものは「BL小説じゃなかったから読み返すことが出来ていた」可能性が出てきた。
二次だと平気なのに 何故

時が解決しますわ ガハハ

このように今更気付いたのですがなんと私は一次創作BL小説を全然読み返せないのである。
私が自分で読み返して栄養にしてきたものはよくよく思い返すと一次創作小説二次創作BL小説だけだったのだ。
さりとて推敲や校正の折には一次創作BL小説も読み返すといえば読み返している。恥ずかしながら読み終えた瞬間だけは大作だな!!!!と思ったりもしている。

しかし、必要もないのに自分が書いた一次創作BL小説を読む度胸はどうにも私にはないっぽいのだ。
二次創作BLなら後から喜んで読む。一次創作でも匂わせBLやらBLじゃない顔をしたバディ物なら後から勇んで読むのだが、がっつり濡れ場がある一次創作BLを必要もないのに読み返すというのはかなり抵抗がある。
いざ読んだら大作!!!!とか感動する経験をしているはずのに情けのない話である。

言うて、冷静に考えてみてもいざ読むまで良作か傑作か駄作か凡作か何もわからんではないか。
自分が書いたものが駄作だったとしてポジティブな気構えで学びや成長の実感を得られるならまだしも、術なく打ち拉がれる羽目になるかもしれないのに、何故わざわざ読み返したり出来るだろう。

つまり「駄作すぎて挫ける」というマイナスを打ち消すだけのプラスの期待値に乏しいのだ。用もないのにR18一次創作BL小説を読み返す行為に対して。
逆に言うとプラスにさえ気付いてしまえば、私はかつて自分が書いたR18一次創作BL小説を読み返すことができると言うわけだ。


ではプラスとは何だろう?

「読むと元気が出る」というのはどうだろうか。私は本当にどうしようもなく落ち込んだ時、既に読んだことがある二次創作BL作品を見て元気を出す。ブックマークや薄い本を開いて。最高。
これが本当に版権BLじゃないといけない。尚、ここに自分が書いた物は含まれない。

早速一つの案が却下されてしまった。私は少なくとも落ち込んでいない状態でない限りわざわざ粗が目立ちそうな自創作物を見には行かないようだ。追い討ちになるさかい。

というかそもそも自分が作ったものを見に行くことって日常的にはないな……。
では私はどんな時に過去作った自創作物を見返しているのだろう。

・探し物があってメディア欄を遡る時
・ログを整理する時
・設定を確認する時
・感想を貰ったが自分では内容を覚えていないから確認する時

なんということだ。そもそも必要な時しか見返していない。読み返して栄養にするくだり何だったの。機会が巡ってたまたま読み返して副産物的に栄養を得ていただけだった。
私ってそういう感じだったの? 「いつか読み返して元気になる為に一次創作BL小説を書き溜めておこう」とか息巻いてた心意気の10割がとんちんかんなんじゃが。

こうなると私は元々「必要もないのに自分が作ったものを読み返さない奴」だということがわかった。
プラスより必要性を見つけた方がいい。
義務感から趣味の品を読み返すのは大概謎だが、ささやかなプラスを探すよりは義務感で尻を叩いた方が望みがある。実際読み返したら楽しくなるわけだから多分……。

「義務感がないと始められないけど始めてみたら楽しい」みたいな位置なのかもしれないな。
友達と遊びに行く約束をしたけど当日の朝は面倒臭くなってガチめに断ることさえ検討するけどいざ行ってみたら楽しくなって帰りたくなくなるやつ。
自作のR18一次創作BL小説を読み返すのって私にとってはそういうことなのかもしれない。


では、と友人と遊ぶ日の例えに当てはめて考えると、読み返すに至るために必要な条件は2つ。

・どうせやってみたら楽しいという確信
・人に迷惑をかけたら流石に悪いという気持ち

幸い前者は確信と言えるほどではない予感があるにはある。特に元気な時ほど信じられる。なので1つ目の条件を満たすには元気があればいい。
そして2つ目には架空の他人を作ればいい。架空の他人と約束をして、それを破れば架空の他人が迷惑を被るという自己暗示を掛ければいい。これなら私は自分が書いたアレを読めるはずだ。
架空の他人を仮に「同CP好きの佐藤さん」とし、佐藤さんがとあるR18一次創作BL小説について私と話をしたがっているから私はそれを期日まで読むと約束したという設定だ。よーーし! これなら読めるぞ!

ちょっと待て


 他の自創作物だって必要がなければ見返して来なかった私が、何故R18一次創作BL小説だけ読み返せないと感じたのかを完全に失念していた。
「R18」「一次創作」「BL」の3点が揃うと、私は いざ読み返してみようと手に取った本さえすぐに閉じてしまうのである。
流石に自創作物を開いておいてろくに目を通さずに閉じるというのはこの私でも今までなかった。でも閉じるのだR18一次創作BL小説本だと。何度挑戦しても。

ごめん佐藤さん私読めないのかもしれない……いや、読む。
てか何で閉じちゃうの? もしかして話が長いから腰を据えて読みたいとか? 時間が掛かるから? 読書中に同居人を無視するのが忍びないとか?


やばい 何の答えにも辿り着けない記事だった。
読んでくださってありがとうございました
後編に続く



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?