【こんなことならやめてやろうか】

時間は刻々と過ぎていく。平等に。

ただ時間が経ってもその分経験が増えるわけではない。

であれば「経験」と呼べない時間はなんだったのか。

こう考えると「動かないという経験」をたくさん積んでいるからこそ、動いている人にはわからない視点を持っていると言えるのだろうか。

いやいや違うよ、動いている人の方がもっと貴重な何かを知っている。

だって、動かないのはいちばん楽なやり方だから。


でも、身体は必死で動きたがっているのに、心がそれをわざと止めているとしたら、これは、また大変なことかもしれないね。

川の流れに逆らって泳ぐのは、大変でしょう?

止まっていても、どうしても動いているから。


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ただの、直線と曲線の組み合わせである文字の連続が、言葉になって、意味を作って、いまのぼくを、ぼくたらしめてくれています。

おかしなことです。不思議です。


首の皮一枚で残った自分という存在を、そんな薄っぺらでも支えているのがこの連載。自分を、外に出すことをやめたら、ぼくはもうきっと、おかしくなっちゃう気がしている。

いや、案外、生きていけるのかもしれない。

でも、これが、なりたい自分。ぼくはずっと、伝える人でありたいから。


目立ちたいのです。得意分野で。

褒められたいです。生きてるだけで。

でも、そんなにも外の世界を必要としているのに、ぼくはそれを大事にしなかったり、大きなものを斜に構えて見ていたり、心ん中で小馬鹿にしたり、いつまでもそんな風にしているから、今までと変わらないままだ。


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いくらやっても、書きたいことがまとまりません。

どうしたものか。

もう二度と、リベンジ増刊号なんて、書きたくないのにな。


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週に一度、あなたに会いにくる。だからもっと信じてみたい。

前にも書いたかもしれないけれど、相手の心に触れそうだと感じた瞬間、どうしても怖気付く自分が出てくる。

ちょっとずつ少しずつ、近づいてみたいです。

そのためにどうするべきか、ぼくは、もっと自分からさらけ出すべきだと考えました。

けれど、その方法が、いま、よくわかりません。


「嫌われる」「笑われる」ことが、自分のアゲインストになり、その向かい風によって、自分が進んでいることを実感できると、思って生きてきました。

ただ、心ではそう思っていても、いざ、自分が嫌われる、笑われる、というのは、ずっと怖いままです。


誰かを応援したくなった時、この言葉がちゃんと説得力を持てるように、ぼく自身も、もっと頑張らなくちゃと思います。


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今週はいよいよなにが書きたいのかわかりません。

「夜はネガティブになるからダメだよ」と、聞いたことがありますが、ぼくはネガティブなわけではありません。

昼間っからこうです。

暗いやつと思われるかもしれませんが、割とこうです。


継続だけが目的になってしまったら、いっそのことやめてやろう。


今週も読んでくれてありがとう。


次回ライブ

8/17(土)祖師ヶ谷大蔵GOKIGENYA

開場 19:30  開演 20:30 入場 フリー(要1ドリンクオーダー)