【四つ折りの処方箋の裏に】
四つ折りの処方箋。の、裏側。
★
ペン。
書きやすい・書きにくい。
ぼくにとって・誰かにとって。
相性の問題。もちろん、品質も関係。
でも、やっぱり最後は、相性の問題。
このペンは、私にとって、
フツウ。
★★
4つの窓。
4つのテーマ。
窓。
窓を開けると、気持ちいい。
不思議。
なぜだろう。
そういえば昔、友達が言っていた。
「夜、眠るとき、カーテンを全部開ける。
窓も全部開ける。
そうして、朝を迎える。
すると、とても気持ちいいんだよ。」
ぼくは、「危なくないか?」と言った気がする。
1階に住んでいることがバレてしまったかもしれない。
いま考えると、嘘かもしれないが、
すごくやってみたい。
★★★
縦書きは、むずかしい。
「む」という平仮名。なんとも「難しい」の
悩ましさを的確に表しているように思う。
だから、ここではあえて「むずかしい」と書かせていただきました。
あなたのこだわりが、どこにも通用しないのと同じような
ぼくのこだわり。
思えば、年賀状は、縦書きのイメージ。
実際に、書いてみよう。
心なしか、字が書きやすい気がする。
そんな気がする。
日本語の文字は、下に進むための構造なのかな?
「気がする」
「なのかな?」
まったく、おれは一体いつになったら、
自分に確信を持てるのか。
★★★★
他人の処方箋の裏に、こんなにビッシリ文字を書くなんて!
なんてやつだ。
それにしても、薬は飲みきったのかな?
元通り、元気になったのかな?
こんな処方箋は、もうゴミになっていることが望ましい。
文字を書くのは楽しい。
風邪をひいてくれて、少しありがとう。
ここに紙があったお礼。
でも、もう苦しまないでくれ。
★★★★
読んでくれてありがとう。
追伸:みなさん、風邪ひくなよ!