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スマホと無理せず距離を取る方法

こんにちは。
株式会社アジケで事業開発ディレクターをしているttotです。

最近弊社はOnsen*(オンセン)という入浴アプリをリリースしました。

入浴が好きな方、入浴の時間をより良くしたい方...是非お試しください。
機能の詳細などは記事趣旨から外れてしまうので置いといて、
このサービスは「自分と向き合う」ことを1つテーマとして、打ち出しています。

「自分と向き合う」ということの定義は難しいですが...

検索すれば、あらゆる情報が手に入る
検索すれば、何でも(表面的な)答えが分かる
SNSやオンラインニュースを見れば、(表面的な)世論が分かり同調できる、何なら魅力的な通知が来る

例として挙げたように、色々とイージーになっていく時代の中で
スマホ等から得た情報をそのまま受け入れるのではなく、
「一度自分の中に取り入れて、感じ、考え、咀嚼してから」受け入れることが
今後より重要になっていくのではないかと思います。
(その過程こそが、ロボットではなく"人ならでは"を創っていくものだからです)

とは言いつつ..

イージーに情報を消費することはすごく楽しく、気持ちいいものだと思います。
依存性がとてもあります。
全くダメではなく、適度なバランスを保ちたい。

バランスが崩れる原因の大部分は、
常にスマホを通じオンラインに繋がっていることが問題なので、
その時間をなくせばいいという簡単な話ですが、
人間の意思力だけでは限界があるのです・・

でも日常の中で、必然的に「オフラインにならざるを得ない時間」というものもあるなと思っていて、自戒の意味を込めてそれをリストにしてみます。


1.運転する

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車やバイク・自転車を運転している時、「いつもと違う時間が流れる」経験がある方もいるのではないでしょうか。
誰かの命を預かっていたり、自分の命がかかっていたり・・
当然運転中にスマホは見れません。
目の前の運転に集中しつつ、頭の片隅ではいつも考えないことを考えていたりしませんか?
頭が空っぽになり「ストレス発散」や「リフレッシュ」になるから運転が趣味、という方も時々いますね。

2.運動する

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スマホを見ることと最も対極にあるのが「運動」ですね。
身体的能力が長けたアスリートの方が持つとされる「野生の勘」ですが、これはある意味運動を通し、自分と向き合い、論理的な思考を積み重ねた結果、結果的に直感として備わったものなのではないかな、と思います。
「野生の勘」が欲しい方は積極的に自分と向き合っていきましょう。


3.厳格な飲食店に行く

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ドレスコードがある場所、夜景が見える場所、カウンターのお高いお店・・そんなところでは、場の空気や料理に向き合うしかないですね。
頭の使い方を変える、という点で考えるとやはり「厳格な飲食店であること」がポイントでしょうか。
大衆居酒屋も楽しいです。ですが、ダラダラスマホを見ながら喋る、ということもやってしまいがちではあります為・・
ただひたすら味に向き合うことは、自分の味覚と向き合うことであり、自分と向き合うことでもあるのです。

4.大行列に並ぶ・大遅刻を待つ

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例えばディズニーランドの行列は、並ぶ時間も含めて、五感で楽しむアトラクションです。スマホは控えつつ、ただ何もせず場を楽しむ。そんな時間が過ごせるでしょう。


• 例えばレア商品を買う行列に並ぶのは、耐え忍ぶ時間です。また、不慮の事態により数時間遅れる友人を待つ時間も、耐え忍ぶ時間です。少しならオンラインで時間を潰せますが、そのうち途方に暮れ、無我の境地になることもあるかと思います。そうなった時には、自分の感覚と向き合うほかありません。

5.サウナや銭湯に行く

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シャワーを浴びたり、湯船に浸かって時間を過ごしている時に、新しいアイデアなどが浮かんだことがある経験もあるのではないでしょうか。
これは、自分の身体感覚と向き合っていることから生まれる副産物なんじゃないかなと思います。
全く情報がないと最初は不安ですか?それなら「テレビ付きのサウナ」から慣れていきましょう。
一説には、「(デジタルを含めた)ノイズを省き、重大な意思決定をするビジネスの場」としてサウナが使われることもあるとのことで・・

6.外泊する

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少し奥の離れた大自然や景色の良い部屋に滞在していたとしたら、小さな画面を見ているのはもったいないと思いませんか?デジタル以外のことから気づきを得て、感じて、自分で咀嚼してみたいと思いませんか。
 泊まり慣れたシティホテルだと、結局スマホを触る楽しさが勝ってしまうかもしれませんが..

7.スマホを閉じ込める

「スマホを見てしまうのならば、ロッカーに閉じ込めてしまえばいい」
話が早いです。それ以外の感覚を研ぎ澄ますしかありません。
自分では取り出せない、第三者の管理下だとなお良い気がします。
記事の中では、体験の良い気づきとして以下のような記述も。

「久しぶりにゆっくり散歩した。同じ東京なのに働いているときとでは時間の進む速度が全然違った」「長い間後回しにしてきた個人的な問題と向き合う良い機会になった」

終わりに

出たものを並べてみると、結論は「家を出て、流れる時間と場所を変えよ」ということになりそうです。

スマホを使えば、すぐオンラインで快楽を得ることができるのに、
意識してオフラインになるには、それ自体に少しの工夫や手間が必要そうです。

今後「自分と向き合うこと」並びに「オフラインになる」ことは
ある意味「贅沢」なことと言って良いでしょう。

そう考えると、日常で手間だったはずのルーティンも
より違った観点で持って楽しめると思いませんか?

皆さんもぜひ、
「私だけのオフラインになれる時間」を教えてくれると嬉しいです。


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