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ちゃんと本くらいは読んでおくか。と思った話。AI校正

誰もが「サピエンス全史」を読んでいないのではないかという疑問がある。

以前から優生思想について疑問を持っていたが、最近の調査でその疑念が高まっている。男女論やモテ非モテ論において、優生思想がよく用いられるが、それに対して疑問を感じることが多い。

韓国での出生率の低下など、生物学的な影響よりも思想や社会習慣の方が大きいと言えるだろう。優生思想そのものが虚構である可能性もある。

「サピエンス全史」で語られている「人は虚構の中で生きている」という考えには納得できる。人間は虚構のおかげで生物学的な進化よりも早く行動原理を大きく変えることができたという。

優生思想に関しては嘘であると言えるだろう。人類種において大きな構造的違いを有した種は現在は存在していないはずだ。進化というほどの大げさなことは起こっておらず、遺伝子プールを抱えている群体の傾向性が変わっているだけである。

サピエンス全史はベストセラーになったが、実際には多くの人が読んでいないのかもしれない。この本を読んでいれば、「非モテは生物学的に死ぬべき種である」という考えは持たないだろう。

「恋人がなかなかできない」と言われるのと「生まれた意味がない」と言われるのは違う。遺伝子プールには既に自分を構成している要素が存在しているわけだから。

結論として、本を読むことは大事である。

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