短い人生を振り返る ~小学校低学年~

小学校時代が自分にとって大きな転換期でした。
私が小学生に上がった頃から父が家に帰ってこないことが多くなりました。
しかし、自然にいなくなり当時も違和感を感じていませんでした。
友達から父親の話をされても出張じゃない?と答えていました。

 父との思い出は多くなく、この時期で覚えてることと言うと
車を買い換える日に大雨の土砂降りの中
父がカメラをもち、傘をさした私の写真を撮っていた事です。
何故か、色んな角度から写真を撮ったことを覚えています。

父と母が喧嘩をしているのを初めて見たのもこの時です。洗面所で言い合いをしていた記憶があります。
止めようと入った私に「子供は関係ない!」と母が怒り、父が「ごめんね、あっちいってて」といったのが鮮明に記憶に残っています。
 母が私に理由なく、感情的に怒ったのは後にも先にもこれが最初で最後です。

そして、小学校3年生にあがった頃でしょうか。
完全に父が帰ってこなくなりました。
この時、既に離婚していた様ですが母は私たちには何も言いませんでした。
父のことについては聞いてはいけないような感じがして私はなにも知りませんでした。

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