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恐怖の思考「ちゃんとできるようになってからやる」

完璧じゃないとやっちゃだめなの?


占いに限らずせっかく学んでも「ちゃんとできない」と宝の持ち腐れ状態の方はたくさんいます。
いろんな所で講座を受けても「まだ読めないから」と私の所に来られる方もいました。

お話を聞いてると完璧じゃないとやっちゃいけないって思ってるようなんですよね。

タロットカードには1枚ずつキーワードがありますが、「このカードがここに出たらこういう意味」と決まっているわけではありません。
ご相談内容によっても変わるし、占い師によって解釈が変わることもあります。
また、意味にとらわれすぎると読めなくなってしまうものなのです。

正解はないことをお伝えしても「これで合ってますか?」と度々聞かれます。

聴く姿勢があってその方なりの解釈でたどたどしてくても読めているのに、結局その後様子をお聞きすると「まだちゃんとできないので、できるようになってからやろうと思ってます。」と返事が返ってくる。

けどそれ、どうやって完璧にできるようにするつもりなんでしょう?


学んだだけで「できる!」とはならない


どんな資格があったってスタートはみんな新人です。
資格取った瞬間に「できる!」とはなりません。

勉強するだけでできるようにはならないし、頭の中でシミュレーションするだけでできるようにはならないし、祈りを捧げるだけでできるようにはなりません。

結局はやってみなきゃできるようにならないんです。
やりながらだんだんできるようになっていくんです。
実践して経験しないとわかんないことっていっぱいあります。

今は完璧に見える人も1年生の時はわからないことたくさんで、うまくいったり失敗したり喜んだり落ち込んだりそんなことを繰り返しながらの今なわけです。

華やかで幸せそうでずっと前を走っている人も今に感謝しながら常に歩き続けています。
常にその時の上のレベルを目指しているんです。


できないままでいいからやってみる


始めたばかりの人が完璧なわけがありません。
やらなきゃ覚えられないし、修正もできません。

厳しい言い方をすると、やってもないのに御託並べてできないって言ってる自分に早く気づかないといつまでもできないままです。

私も初めて実践してみてって言われた時は怖かったです。
いやいや、やったことないもん!って。

とは言えお客様にはこちらが新人かどうかは関係ありません。
最初は知人に頼んだりお試し料金でやるなどして経験を積んでいきましょう。

完璧にできないままでいいんです。
そこに変なプライドはいりません。

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