『ひとり』

2021.7.8

休み
昨日までで12コマ終了

受験科目をどうするか
迷ってる
受験の方法も

わからないことが多すぎて
どうしたらいいかわからない

行きたい大学もわからない
なりたいものもわからない

家にいても
特にやることは無くて
スマートフォンが照らし続ける

お菓子をたべる
全然しあわせにならないのに

悲しくなりたいときがある
一人で考えなければならない時間が
あまりにも長かった

人を頼るのが
人に弱みを見せるのが
苦手だから

存在意義として
何らかの仕事や役割を与えられると
何かが欠落したような自分という存在に
気づくことは無くて
充実した日々を送っているように思える

一人でいることが
不便で耐えられないものだと
感じたことなど無いのに

どこか寂しくて
どこか切ない

求めるべき人も
離れていく人もいないのに
置いて行かないでと思う

わたしをひとりにしないで

音楽に無理やり共感して
リアルタイムに在る相手を探すように
配信を見て
短い小説で涙を流して

感傷に浸って
存在を証明する

感情があることを
他人を求めていることを
実感するために

わたしの文章を読んでくれる人が
ほんの少しだけ増えた

わたしの記憶を残すために
痛いことも
青いことも
掬い上げることの無かった感情を

認識してくれてありがとう

おわり