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【本】初めて買った人気作家の小説と書き方本#47

いつも読まないジャンルの本を読むと宣言していたので、その通りににミステリ小説を買って読んでみた。

購入時、迷っている時間がない日だったので、店頭にバーンと平積みされていた本をぱっと一冊持ってレジへ行った。
ドラマや映画でおなじみの作家の本で、物語のテイストはちょっと知っている。
見た映画の中で外したやつはない。だから原作の小説も面白いはず!という信頼感があって選んだので、どれでもいいやと思ったわけではないよ。


ネタバレせずに感想を書くのが下手なので、タイトルは明かさず本当に感じたことだけを書いてみる。

まず、最初の50ページくらいは本当にひと息で読んでしまった。ページをめくる手を止める理由がなかったのです。
面白かった。いや、面白かったって分かったのはしばらく経ってからで、ものすごい吸引力にまんまと吸い込まれて戻ってこられなかった。
なんか息が苦しいと思ったら呼吸を忘れていたほど夢中で。(本当です)


読み進めている間も「さすが」としか言いようがなかった。
好きなジャンルでもないのに読むのをやめられない。
これまで見た映画やドラマのパターンからしてそろそろこんな展開があるんだろ…?と分かっていても、何度も上下をひっくり返してシェイクしてくる
展開にひたすら身悶えた。


最近、この小説と並行して『プロだけが知っている小説の書き方』という本を読んでいる。
今までこういう書き方本を読んだことがなかったのでほかと比べられないが、この本はとっても分かりやすい。

読者を引き込む物語の構造は、今さらだけど勉強になったな。そう思っていた矢先に読んだ、このハイクォリティの小説。

ノウハウを知ったあとに、そのノウハウにしっっっっっっっかり、鮮やかにはまった作品を読めたおかげで、読ませる物語の構造がどういうものか100倍理解が深まりました。


ストーリーを楽しめたのはもちろん、別のものも脳に灼きついたので今はまだちょっと呆然。でも、目が覚めてきた部分はかなりソワソワしている。


私の得なところは、面白い話を読んだ後は悔しがったり打ちひしがれたりするのではなく「私もこんなの書きたーい!!」と単純に盛り上がれることろだ。

異ジャンルに手を出したのはめちゃくちゃいい刺激になりました。
単純にこのシリーズも読破したくなった。
また本屋に行こう。併設のカフェで執筆作業も出来るように、ノートとポメラも持ってね。

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