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月の形の和紙のお皿

岡山のお寿司屋さん「いちえ」さんから別注のお皿の注文を承りました。
いちえさん →https://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33001464/

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画面奥の 木のお皿。
長年お使いになってらっしゃったみたい。
和紙を貼って 手前のような金銀装飾で 仕上げてほしいとのこと。

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まずはサンダーで表面を削り 防水のために塗ってあったであろうニスを落としました。(和紙を貼るのに糊付けをよくするため)
ほのかに お魚のにおいが ・・・ あぁ、使い込んでたんだなぁという感想です。

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それから下張りに白い和紙を貼り、表張りにする和紙を赤い墨を混ぜた柿渋で染め、形に切りました。

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柿渋染めと青墨(せいぼく)染め の 二種類で作ります。

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今朝 金銀装飾加工しました。
銀色は錫の粉、金色は真鍮の粉。どちらも漆の蒔絵に使うものです。

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写真の色はちょっと実物より青みがかってます。
これは ワクワクするような 楽しい仕事でした。
気に入ってもらえると思います。

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追伸、先日の別注の和紙の染め。
リベンジして ピンク色を薄く染め できるだけ昔作った染め紙に近いものになりました。こちらも 大変喜んでいただいて、お人形の作品の額のバックに使ってくれるそうです。 よかったよかった。

9月15日~ 岡山のギャラリーで二人展。
その準備にまっしぐら。ワクワク 楽しく仕事させていただいてます。

ハッピーな一日を~    チャオ(^^♪

                  梅田剛嗣



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