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CANNABIS AWARENESS MAGAZINE:大麻

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より良い大麻政策を実現する市民社会組織「Cannabis Awareness Network(仮称)」設立に向けてコンテンツを掲載します。一緒に活動する仲間も募集しています。しっ…
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#環境

厚労省科研費で「THCのがん性疼痛緩和が臨床試験に向けて研究されていた」2011年、国立がん研究センター研究者ら

厚労省科研費で「THCのがん性疼痛緩和が臨床試験に向けて研究されていた」2011年、国立がん研究センター研究者ら

あまり知られていませんが、2009年度から2011年度にかけて厚生労働科学研究費補助金によって実施された国立がん研究センターの研究者らによる研究では、合成THC(ドロナビノール)をがんの痛みの新しい治療薬として実用化するための臨床試験に向けた動物実験が行われていました。「がん性疼痛などの緩和のための病態生理に基づいた新たな治療法の開発」と題するこの研究では、モルヒネなどのオピオイド鎮痛薬では十分な

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東大研究者ら、「患者の利益のために大麻取締法第四条を改正する十分な動機と機会がある。」と結論

東大研究者ら、「患者の利益のために大麻取締法第四条を改正する十分な動機と機会がある。」と結論

2015年度の文科省科研費による医療大麻についての研究「未承認薬へのアクセスに関する制度(コンパッショネート・ユース制度)についての研究」の研究成果として英文で公表された東京大学 医学部附属病院 助教 宮路天平氏らによる論文では、

と明確に結論づけられています。かつて日本では医療大麻が合法的に市場で販売されていました。この論文では、戦後期に日本で大麻の医療使用が禁止された経緯が詳しく調査され、そ

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