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#noteを続けるなら_無理なくアウトプットを増やそう

文章書くのは得意です。ルーツは2001年頃に親に買ってもらったパソコンで「ブログ」なんていう言葉がなかった当時に、毎日日記のようなものを書いていたからです。「日記サイト」なんて言われていました。その後Mixiで日記を書くようになりFacebook、Twitterと流れてきました。時代の流れとしては「なるべく短文で」「写真メインで」という感じでしょうか、私は今でも長文を書くのが好きです。それが長じて、仕事でも文章を書くことが多かったです。放射線科の医療系雑誌に、会社の製品紹介の記事を毎月出していました。

「日記は続けたほうが良い。生活にハリが出る」といつ誰に言われたか覚えていないですが、16歳の頃に初めて繋げたインターネット(電話回線)で、当時好きだった日記サイトのオーナーさんに言葉をもらいました。過去の日記を殆ど残していないですが、それでも過去のことをたくさん覚えているのは、そこでアウトプットをしたからだと思います。自身の脳内の言葉をアウトプットすることで、文字として見えるようになり、目を通して脳に焼き付けることが出来る。そうしてその言葉を記憶する。誰かの言葉を見て覚えて、自分のアウトプットで使ってみると語彙力も増えます。この「語彙力が自分の世界の広さを決める」と気がついたときから、とにかくいろんな言い回しを知ろうと思い、古い落語や漫才を見ています。

中2の頃から「頭が良いとはなんぞや?」を考え続けています。今の私の答えは「使う言葉の種類が多い人」です。「モノ」を知らない人は、その「モノ」を使って頭の中で考えることができません。モノに対する言葉を知っているから、ものを理解できるし、分解して組み立てることで次の新しい言葉を生み出せます。物を知る、「言葉を知る」ということは僕にとっての生きる目的でもあります。だから沢山の人と話したいし、ざまざまな場所に行ってみたい。古い落語や漫才を見てみる。そしてそこで感じたことを言葉にアウトプットして、頭に定着させる。

さて「#noteのつづけかた」というタグに参加させてもらうにあたり、とにかく難なくある程度文章の塊を出せるようにするための近道を考えてみました。とは言えやはりとにかく「書いてみる」を「続ける」しか無いのは間違いないです。しかしながらそこに作法はないので、自由に考えるべき。なのですが、それでも「自由にしろ」というと逆に悩む人が多いのも事実。そこで否定したい文章の空き方と、私の文章の書き方を紹介します。

そもそもこの文章を書くきっかけは「#noteのつづけかた」で見た記事を否定したかったのがきっかけです。その作者曰く「まずは構成を」とあったのですが、noteを気楽に続けるのであればこれは否定しておきたい。では構成無しでどのように書くか。

私の場合は「これについて思うことがある」というようなネタが有った場合、誰かに語るようにとにかく文章を打ち出していきます。流れなんてどうでも良くて、ある程度の量を外に出します。次に、接続語などは無視して、文章の細かい言葉遣いを先に直していきます。「〜〜の」「〜〜を」などが続くときに注意します。文法はそれほど気にしてなく、読んだときのリズムを優先します。気持ちよく読めるほうが大事。最後に吐き出した文章をテーマごとに固めていきます。最後に構成です。ここで言う構成とは「文章を掲載する順番」と考えてください。

意外かもしれないですが、殆どの場合の文章は、構成がメチャクチャでも読めます。それはなぜかと言うと、特に小説など文章のプロが書く長文は、敢えて王道の順番を変えていることが多く、知らないうちにそのような文章に慣れているからです。例えば「起承転・結」が王道だったとしても、ビジネス書などは「結・起承転」と最後のまとめや結果を最初に持ってくるほうが今では王道です。そうすると話の展開(転)の部分が最後になり、結論部分が最初に述べられているので、いい感じに余韻を残せる効果があるのだと思います。これに限らず問題提起を最後に持ってくることもありますし、結論がない文章なんて、素人では当たり前。それでもみんな読んでいます。

なので「続けるなら」を前提として述べると、構成は最後に考えればよいですし、最悪なくても良いです。そのほうが効率的です。特に現代の「いいね数でお金を稼ぐ」というような時代において、正しさに時間を使うよりもアウトプット量を増やすほうが大事です。noteで金を稼げるのか知りませんが、Youtubeのような従量課金ビジネスであれば、とにかくブランディングが先で最も重要、その後に作法を知ればよいです。最悪知らなくても良いです。そしてブランディングを強化するならとにかく量が大事。アウトプットが出来るようになったら、自分が面白いと思う誰かのアウトプットを参考に、構成してゆけばよいです。

1日1投稿を目指してがんばります。面白い文章作者が増えると嬉しいです。

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