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プロラグビー選手が勉強に本気出してみた7

みなさんこんにちは!

この英語学習シリーズも、プログリットで実際にやっている学習方法の説明は今回がラストになります。

先日、先生との最後の面談があり、前回話した単語のテストは無事に毎回満点で終わらせることができホッとしております。

はて、もうだいぶ前になりますが、「プログリット凄く良いよ〜」と、チームメイトの堀江恭佑くんにプレゼンしたところ、彼も以前から英語学習に興味を持っていたようで、紹介して入会することになりました。
ちなみに堀江家は夫婦でプログリット生活を送っています。
彼の英語の上達にも是非とも注目していただけたらと思います。

さて、今回紹介する学習法は、

多聴

でございます。これは毎日30分やっております。

こちら、多読と同様に、英語をたくさん聴こうぜっていう学習方法です。

「英語を聴く」と聞くとこれまでの投稿を見てくださっている人は

シャドーイングで毎日聴いてるんじゃないの?

と思う方もいるかもしれませんが、確かに耳から英語を聴いているという行為自体には変わりはないのですが、

音を捉えることに集中して音声知覚を鍛えているシャドーイング

と違い、

多聴の場合は、聴きながら意味を捉えることに集中しています。

これぞリスニングといった感じですね。

普段シャドーイングでWPM(Word per Minute:1分間あたりの単語数)190の早い英語で音声知覚を鍛えているので、

意味をとらえることに集中する多聴では、WPM150の文章を聞いてリスニングしています。

もともとWPM150とかも結構早いんですが、WPM190とかで負荷をかけた後に聞くと、少しゆっくり聞こえたりします。

使っている音源はこちら

ただ、この多聴、音はとらえることができて聴けても、いつもよくつまずくのは、ボキャブラリー(単語・熟語)です。特にTEDの音源を聴いていると専門的な用語も多く、聴いたこともないような単語もちょくちょく出てきます。

そんなことからも、やはり英語学習は多面的にアプローチしていかないと総合的なレベルアップは図れないんだなと痛感しております。

前回の投稿で紹介したボキャブラリーについても、今後はもっと音を重視した暗記の仕方を実践していくべきだなと思ったので、テストのプレッシャーから解放された今、ひたすら音に対して瞬間的に意味がでてくるように鍛えています。


はい、それでは最後に紹介するのが

オンライン英会話

でございます。これは毎日30分

このオンライン英会話、よくプログリットの方が表現するのが

「スポーツでいうところの練習試合ですよ」

とのこと。

ここまでに英語学習における5つのステップを軸に様々な学習方法を説明してきましたが、このオンライン英会話はその全てを実践する場になります。

毎日のオンライン英会話を通して、今日の自分はどういったところが良かったのか、どういう時に話せなくなっちゃったのかを分析し、また、それぞれの学習に取り組みます。

なので、ラグビーに例えると、

パスの練習をする
タックルの練習をする
筋力を鍛える
スタミナを鍛える

で、練習試合をする感じです。

わかりますかね。。。?

これを例えば練習試合ばかりしてたら、その試合の中では、自分の持っている能力の範囲の中だけで、その武器だけを使って戦っているようなもんです。

そうしているといつまでたっても、他に自分に必要な細かいスキルは上達しないまま、自分の使える能力のレベルのみ上がっていき、心地よい居場所から抜け出せなくなってしまいます。

それを防ぐために、スキル練習を十分にやってから練習試合をするわけになります。

この英語学習プログラムの場合、それを1日にやる、毎日やる感じです。

ちなみにこのオンライン英会話、大事になってくるのが、

反省会です。

今日の練習試合どうだったかな?あれは良かったけど、あそこはもうちょっと改善できるな〜。公式戦だったらこうしたいよね。

ラグビーがそうですよね。練習試合をして反省会をする。
(あ、ちなみにここでいう公式戦は、実際の自分の職場だったり、リアルに英語を使う時のことです)

そんな感じで、オンライン英会話も毎日反省会をします。

今日はどんな質問に答えられなかったんだっけな。なんで答えられなかったんだっけ?

だいたいあるのが、

自分の意見が瞬時に出てこなかった→概念化
日本語で言いたいことがあるんだけどどう言っていいか出てこなかった→文章化
英語が流暢に言えなかった→音声化
単語が出てこない→データベース不足
聞き取れなかった→音声知覚

になります。ここまで紹介してきた学習方法に当てはまってくる気がしてきますよね?

そんな感じでトライアンドエラーを繰り返しながら、時に打ちのめされながら、毎日こちらのサービスを使ってフィリピン人のブラザー達と会話してます。

サービスの中で使っている教材は、

5minutes discussion

100種類くらいある話題の中から1つを選んで、5分間ディスカッションして、フィードバックもらうみたいなことを繰り返しやる教材です。

ディスカッションですから、毎回、質問に対しての回答とその理由を言わなければなりません。

ここで、日本人特有の

理由=なんとなく

が通用しない壁にぶち当たります。

海外の考え方って合理的だよなって思う理由がここにある気がします。

彼らは話し合いをする時や何かを決断する時、選択する時に、必ずその回答や選択に対しての理由がセットで何事も行動しているように感じます。合理的なあれです。

外国人と、会話してたりする時に、

「なんで日本人はあんなことしてんだ?」

って不思議がられて、それに真っ当な答えを返せないことって、経験ありませんか?
僕は結構あります。「なんでだろうね、理由はよくわかんないけどやってるね。」なんて。

そんなことが通用しないディスカッションですから、このオンライン英会話では、基本的には総合的に試す練習試合としてすごく良いのですが、

僕にとっては、

物事を合理的に考えて自分の意見を建設的に話すための能力、概念化が鍛えられます。

質問に対して、

「僕はこう思う。
理由は2つ。
1つ目はこうで、
2つ目はこう。
だから僕はこう思う。」

そんな会話を毎日やってます。完璧な英語でできてるわけじゃないですけど、これをやり始めてから、物事に対する意見の持ち方も少し変わってきた気もします。少しだけね。


ということで、僕のやっている英語学習の紹介は以上になります!

ある程度理解していただけたでしょうか?

実際このメソッドの答え合わせとしては

プログリットの社長さんのこちらの本に書かれていることになるのかと思いますが、

僕のnoteは実際に英語学習に取り組む人間のリアルな声、そして何よりも自分が安くない受講料を払って自分に投資した自分への理解をより深めるために書いているので、決してこちらの本を見ながら書いてるわけではありません。
僕なりの理解をまとめているので、多少の相違はもしかしたらあるかもしれませんが悪しからず。

それでは、次回はプログリット卒業編として、3ヶ月を振り返ってみたいと思います。

長くお付き合いいただいてありがとうございます。

このシリーズ、あと一回で完結です(たぶん)。

それでは!


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