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プロラグビー選手が勉強に本気出してみた6

みなさんこんにちは。

このシリーズもかれこれ第6回を迎えました。ニッチな発信にお付き合いいただきありがとうございます。引き続きそんなニッチなところにこだわっていきますね。

アスリートしながら他のこと学んでみたい!
英語学習に興味ある!
アスリートのスポーツ以外の一面に興味ある!
村田選手大好き!

のいずれかの層にそっと届けばいいかなと思って本業の傍ら徒然なるままに書いてまいります。

自分の言葉でアウトプットすることで、1つ1つの学習の意図をより理解しながら日々取り組めております。そう言った意味では半分は自己満に近いです。

さて、そんなこんなでここ数回は具体的な英語学習の方法について説明しているわけですが、

今回は、

「ボキャブラリー」

です。

はい、これは単語や熟語などを暗記していきます。これは1日30分。

これまで、シャドーイング瞬間英作文についての説明もしてきましたが、

どんなにリスニングできても、文法理解していても、

単語の音と意味を理解してないと話にならない

のが英語であります。

ですので、このボキャブラリーというのは他の学習方法で学習しながらも常に並行して頭に詰め込み続けないといけないのです。

具体的に、ここまでにも説明してきた第二言語習得論における

英語学習の5ステップに沿って説明していきますね。

リスニングの「音声知覚」「意味理解」
スピーキングの「概念化」「文章化」「音声化」

のうち、今回はどれに当てはまるのでしょうか。。。

答えは、全部です。(←全部かーい)

というのも、これら全てのステップにおいて

頭の中にあるデータベースにアクセスしてその引き出しから単語や熟語を引っ張り出して使っているのです。

例えば、

リスニングにおける「音声知覚」で

I play rugby.

の場合、これを聞いた時に

「アイ プレイ ラグビー」

を聞き取ったらそれをデータベースにアクセスします。

そこで、これらが

eye pray rugby

じゃないということを音声から、単語を音でも理解しているデータベースにアクセスすることで認識します。

そしてI play rugby.とわかった後は、

「意味理解」においてまたデータベースにアクセスし、

「私 プレーする ラグビーを」と解釈する。

みたいな。

頭の中でそんな経路を使われてリスニングってされているみたいです。

なので、このデータベースにたんまりと情報を入れておかないと、

聞こえた単語が何なのかわからない
聞こえた単語の意味がわからない

という状況に陥ってしまうのです。

そんなことで、まあ英語学習の基本中の基本ではありますが、

ボキャブラリーを覚えるというのはそういう意味合いがあったのです。

こういう意味とかを聞くと頑張って覚えようって思いますよね。

僕の今学習しているプログリットではこちらシリーズの単語帳を使用しています。

瞬間英作文と同様に、これも毎週テストが実施されるのですが、

だいたいいつも1週間に課される単語の量は560語、このテキストの半分です。

それを英語→日本語、日本語→英語、一冊丸々、とか範囲を指定しながら、毎週ランダムで50問のテストが行われます。まあまあしんどいです。

ちなみに、僕はここまで10回連続で満点(えっへん!)取っているので、このまま最後まで満点で卒業したいです。ここまできたら意地です。

もうこのシリーズ3冊目になるのですが、他の学習をしていても聞き取れたり意味を理解できる範囲が広くなってきている実感も湧きますし、

やっぱり単語の暗記はばかにならないなと思います。

ここは英語学習において避けては通れないところですね。

ちなみに、
このボキャブラリー、「書き」のテストはありません。
よく学生の頃ありましたよね、単語をスペル全部暗記してって。

それがないもんだから聞いたんですよ、担当の先生に、

僕「スペルは覚えなくていいんですか?」

と聞くと、

先生「バラって漢字で書けますか?」
って。

あー、そういうことねー。たしかにー。書けないー。

でも薔薇書けなくて人生で困ったことないかもー。

ということで自分の中ですぐ納得しちゃいました。

薔薇を漢字で書くことよりも、

バラが、

ヴァラじゃなくて、バリャでもないということを頭で理解するようが大事ですよね。


はい、今回はもう1つ学習法を紹介します。


次は、

「多読」

です。

多読とはその名の通り、たくさん読む時間です。これは毎日30分。

こちらのシリーズの本をひたすらに読みまくってます。種類、果てしなくあります。

ただし、ただ読むのではなく、2つだけ読むのにルールがあります

1つは

「返り読みをしない」

そしてもう1つは

「単語を調べちゃいけない」

です。

多読は、5ステップでいうところの「意味理解」の部分に位置するのですが、

英語脳を作っていくのにとても重要なトレーニングになります。

英語の文章で、例えば、

My brother began to study mathematics very hard to be an engineer.
(僕の兄はエンジニアになるために数学を猛勉強し始めた)

て文章があった場合、この日本語訳のような語順で訳そうとすると、一度文章を読んでから頭で考えて日本語の文章を作っていかないといけません。

しかし、英語脳の読み方(返り読みをしない読み方)だと

My brother began to study mathematics very hard to be an engineer.
(僕の兄、始めた、勉強、数学を、とてもハードに、エンジニアになるため)

な感じで頭で捉えていきます。この日本語読んでも意味わかりますよね。

そんな英語脳を鍛えていくのが多読なのです。

that とか関係副詞とかが出てくるともっと難しいのですが、比較的簡単な教材を使ってとことん読みまくってます。

ちなみに、多読のもう1つのルール「単語を調べちゃいけない」に関する理由としては、

コミュニケーションとっているときいちいち単語の意味を調べる人っていないですよね。

そんな時は文脈から予想しなはれ!という、これも英語を学んでいく上で大事な要素なのです。

日本語でも1つ1つの言葉の意味を完全には理解できてなくても文脈で何となく推測してわかるものってありますよね。
多読しながら、そんなことも鍛えていきます。


ということで、今回はボキャブラリーと多読を紹介いたしました。

長かったプログリット生活ももう終盤です!

引き続き「一生モノの英語学習体質を」身に付けられるように取り組んでいきます。

それでは!


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