汎用性の高い英語勉強法(増える授業メモ)

カテゴリーも内容も急に増えたりするけど気にしないでね
文法そのものとかは別にまとめる方向で検討中

道具編

1.長文など読み物にはA4ノートがおすすめ  コピーを取って、見開きものなら半分でざくっと切れば楽に貼れる  しかも余白が多く、授業のメモスペースが広い2. 綺麗なノートを目標にしなくていいけど、見やすいレイアウトは見直し、参照効率アップするから必須

復習編

1. とりあえず復習する範囲の語彙・表現を覚えた!というところをその日のゴールにする
2. 誤答分析は必ずする。なぜ間違えたのか?それは語彙か?文法か?または知識不足か?
3. 正答分析も重要。勘で当たったにしても、なぜその方向に勘が働いたか分析できるよ
4. 分析の目安はそれを参照しながら他人に授業できるか、をラインにしよう。
5. 復習の音読については滑らかに音読できるようになったあたりで、大体の知識が頭に入ってるので、そこらへんが目安。
引っかかりのある場合は文法、語彙など何かしら定着していないサイン。

語彙・表現について

1.古典的だけど100均で単語カードを買い込む
  わからなかった表現を書き込んで隙間時間に見る
  覚えたやつは束から外していく方式だと減る⇔増えるのデッドヒート
2.スマホアプリにまとめるのも良いかも
3.まともに勉強してれば単語帳の数を超える単語カード作るようになる
  1月辺りに単語帳見ると大概自分でまとめたやつだからびっくり
4. 音声CDもしくはアプリで音声を把握。音読を繰り返して覚えていく。
5. 音読を繰り返し覚えたい範囲の7割を覚えたあたりで、残りの3割については書きまくったり単語カードにまとめたりして覚える。
6. Quizletというアプリに覚えたい語彙をまとめると問題演習などもできるようになるのでおすすめ。
7.そもそも自分はリスト型の単語帳が向いているか考える。
  向いているor高1/高2生:隙間時間を中心に単語帳で語彙を最短距離で獲得する
  向いていないor高3生:1日or2日で1長文を読み込むペースで演習→未定着語彙・表現を収集、獲得する

文法・構文について

1.その項目は主に「話すときに使うのか」「書くときに使うのか」「読む時に使うのか」ということを意識する。先生がコメントするはずだが、もしその手のコメントがないようなら質問しよう。
2.表現には「頻度」「濃度」があるので、めっちゃ使う「頻度の高い」ものは基本のキでもミスなく使いこなすレベルまで濃く濃く励む。逆に「頻度の低い」ものは「受験で重要!」的なコメントがあっても、このご時世受験にもでなくなってるので、知ってればOKくらいで済ます
3. “熟語”に関しては、「自動詞+前置詞」もしくは「他動詞+副詞」の組み合わせが多い。
→語彙を覚える際に例文やフレーズを確認すれば事足りることが多いので、動詞については単独で憶えないようにする。
4. 前置詞は“熟語”として覚えるのもいいけど、それは最低限にしないと学習が進むとしんどいのであまりオススメしない。
5. “熟語”として覚えられそうなもの以外の“普通”に使われている前置詞のほうが頻度も濃度も高いので、それぞれの前置詞のイメージ理解が大事。中心となるイメージから派生しやすいイメージを3-4程度理解すればいい。じっくり学ぶスタンスでいこう。

問題演習~まわしかた(短文4択系について)

1.とりあえず目次に文法項目ごとに正答率を書く
  (「時制」67% 「助動詞」78%…「仮定法」45%など)
  復習の時には正答率の低い項目から順に手をつけること
  こうすれば挫折しても何しても痛手は最小限だよ
2.問題集は網羅型だけど、個別具体的な過去問とは傾向がまるで違う。
  問題集→過去問→復習として問題集→過去問→…というサイクルを繰り返す。
3.問題集の中に未定着語彙・表現がない状態にするのがゴール

問題演習 短文空所補充4択

1.英文を読んだ方が解きやすいタイプ(時制など)と英文を読まずとも解ける場合があるタイプ(熟語など)では制限時間が違う。
  前者は15~30秒程度、後者は5~10秒程度で考えると良い。
2.短文空所補充4択については配点が低いことが多いので、悩みすぎず、割り切って前進することを心掛ける。

問題演習 誤文訂正・誤り指摘

1.正しい英文のストック数(確かな英文法の知識)が必要なので、普段から英文やフレーズを音読し、正しい英語運用知識を"体得"する
2.問題の元ネタは大概が”英語学習者が頻発させるミス”であるので、自分が英語を使用する際に気を付けるポイントに目をつけると良い。
3.動詞についてはバリエーションが多いので、困ったら動詞に的を絞る。
  (3単現のs・原形・過去形・完了形・進行形・受動態・準動詞…など)

問題演習 整序英作文

1.日本文がついているタイプの問題は日本文がミスリードを誘うことが多いので、英文と選択肢に集中して考えると良い
2.文頭副詞表現+S+V+語法+文末副詞表現、という英語の文の型を意識して英文を組み立てる。
3.選択肢の語彙の品詞に着目して、文のどの要素になるか確定させていく。
4.整序英作文は大概がポイントを2つ以上組み合わせているので、熟語や構文に着目して、フレーズを作っていく
5.副詞は要注意。文頭なのか文末なのか、動詞との組み合わせなのか見極める。自信がなければ全パターン組み合わせて検討する。

英文の読み方

0. 技術としての速読も必要になるが、素の速読力を上げることが読解力アップの秘訣
1.素の速読スピードを上げるために音読は必須
2.内容理解した英文を内容意識しながら音読すること
3.キクタンなど1~2パラの短い英文の音読なら
  a 意味の塊ごとに英語音読→日本語音読
  b 意味の塊ごとに英語音読→日本語黙読
  c 意味の塊ごとに英語音読
  d 普通に英語音読
という手順でステップアップしていくと直読直解の素の速読力アップ
4.筆者の主張は「現在時制」「主観表現」を含む文にあると考える。
5.本文全体のトピックが第1パラでも最終パラでもない場合は結構多い
6.1文毎にその文の大切な部分は何か考える、もしくはチェックをいれる
7.パラグラフを読みきったら一言メモを書く(授業ではパラメモと読んでる)
8. トピックセンテンスは各パラグラフの第1文、最終文、But文に注目
9. 文法に基づいて丁寧に読む所謂“精読”の技術は高めるに越したことはない。が、精読テキストを◯冊こなした、ということを目安にするのではなく、文法に基づいた読みが自然と行えるようになったかどうかで精読から卒業するか判断する
10. 難易度の高い英文と対峙し、自分の精読力を越えていると思ったら、そのレベルでの精読のトレーニングを再開する。
11. 精読にハマりすぎると読むスピードが落ちる。遅いスピード×テクニックでは速読は難しいので、「精読の技術を自然と使い、素の速読力を上げる」ことを意識する。

リスニングトレーニング

1. リスニングの土台はリーディング力であることを理解する
2. 問題演習→聞きこむ→答え合わせ→スクリプトチェック→未定着語彙・表現を覚えこむ→聞きこむ→音読→シャドーイングごっこ、シャドーイング
 の流れでトレーニングを行う。
3.リスニングスクリプトは必ず読み込む。読んでみて、内容理解が難しければ、リスニング問題として難易度が高すぎるので、もう少し易しめの英文を採用した問題に取り組む。
4.CDの再生スピードよりも速く音読をした後、英文を見ずに同じ英語音声を聴くと脳が騙され、英文がゆっくり聴こえる。リスニングの際の音読はスピードを意識したものにすると良い。

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