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春だ!花見だ!「幸手桜まつり」に行った話!(幸手権現堂桜堤)

あいさつ

 こんにちは。音宮 二郎おとみや じろうと申します。
 光陰矢の如し。この前、新年だったのに、すぐ新年度になり、気付けばもうゴールデンウィークです。「お花見に行くの、忘れちゃったー!」という方もいるのではないでしょうか。
 という訳で、今回は幸手権現堂桜堤さってごんげんどうさくらつつみで開催されました幸手 桜まつりへお花見に行ってきましたので、そのときのお話を書きます。
 ギリギリ花びらが散り始めない4月7日(日)に行ったので、かなり良い写真が撮れました。少しでもお花見をした気分になっていただければ幸いです。

いざ!会場へ

 今回の会場は、最寄駅の幸手駅から徒歩で40~50分かかる場所にあります。バスもあり 平時なら6分程度で着くらしいですが、ほぼ確実に渋滞で遅くなるのが分かっていたので、徒歩で向かう計画にしました。
 電車を降りて、東口へ向かう通路には、桜まつりのポスターが!

幸手駅に掲示されていたポスター

 幸手駅は過去に何度か降りたことがあるのですが、桜シーズンではなかったので、お祭りのポスターは見たことがありませんでした。
 ですので、「来たのか。祭りへ」と、自覚が高まりました。

 会場の「幸手権現堂桜堤」に向かうため、東口から降りると、お祭りスタッフさんのテントが建てられており、会場へのマップが配布されていました。

駅前のパンフレット配布場

 日本語は もちろん、英語、中国語、ベトナム語のマップもあって、外国人への知名度もある お祭りなのかなと思いました。(実際、会場への道中には、ベトナム系の方々がいらっしゃいました。)

 早速、1枚マップをいただき、オススメのルートで会場へと向かいます。幸手市観光協会様のHPに、他パンフレットと共に今回配布されていたマップもありましたので、貼っておきます。

出典:「パンフレット | 幸手市観光協会」の「幸手権現堂堤案内マップ2024年版」

 天候は晴れ!お花見日和です。良い日に来れました。

幸手駅東口と空

 歩いていると、すぐ 祭りに向かっているであろう自動車がズラーーーーーーーーーーーーッと途方もなく渋滞しているのを見つけました。車が進む速度より、私が歩く速度の方が速いくらいです。
 私が来た4月7日は、日曜日で、更に桜が満開で、桜の花びらが散る間際のかなり良いタイミングだったので、余計に混んでいたと思います。それにしても凄い渋滞でした。
 私は、あまり渋滞に慣れてないので、これぐらい混んでいるのであれば、40分以上歩いた方が自分には向いているなと思いました。

 道中、「らき☆すた」のキャラの飾りが付けられた電灯を見かけました。

「らき☆すた」掲示物

幸手市は「らき☆すた」の主人公「いずみ こなた」が住んでいる描写があり、作者の「美水|《よしみず》 かがみ」先生もお住まいであった土地で、今回行く「幸手権現堂桜堤」も 作中で登場する、いわゆる聖地の1つです。
 私は当時まだアニメにハマりきってなかったので、若干しかアニメを観たことがないのですが、非常に有名で「アニメによる観光産業の先駆け」とも言える作品で、まさかこうして幸手市に名残が現存しているとは思わなかったので、今度観てみようと思いました。

到着!お花見開始!

 さて、かなり歩きまして、幸手権現堂桜堤に到着しました!!大体40分くらいかかりました。のんびり歩いていたら50分以上はかかると思います。
 ただ、桜の規模がすごい!!

遠くから見えた桜並木

 ほぼ下調べせずに来たので、あまりの規模感に驚かされました。ネットでは、

関東の桜の名所として有名な幸手権現堂桜堤は、約1000本のソメイヨシノが1kmにわたって咲き誇り、花見を楽しむ来園者で賑わいます。

出典:ホーム - 県営権現堂公園 4号公園

と、記載されていたので、「まぁ広いところなんだな」と思っていたのですが、数字では想像できなかった現実に圧倒されました。

 早速近くで桜を撮影しました。背景まで桜!画面いっぱいに満開の桜を撮れて嬉しかったです。

 駅から来ると桜堤は西側なので(端から入る必要もないのですが)とりあえず端から端まで歩くことにしました。

幸手権現堂桜堤さってごんげんどうさくらつつみの西端入口

 ちゃんと入り口が建っていて、「来たのか!幸手権現堂に!」と感じられて良かったです。

桜のトンネル

 写真では伝わりきらないほどに長ーーい桜のトンネルが迎えてくれました。とても良かったです。
 上の写真の右下に屋台が見えると思いますが、桜並木の途中までずっと屋台が並んでおりました。折角なので、大判焼きを1つ購入して食べました。味の種類が色々とありましたが「粒あん」にしました。価格は200円!屋台の食べ物としてはお手頃に感じました。
 以前にゲットした「春日部つくし」さんのぬいぐるみと写真を1枚。

春日部つくし ぬいぐるみ & 大判焼き

 (春日部つくしさんについては、以前 解説するnoteを書いたので、気になる方はご覧ください。ただ新しい情報はあまり記載してないので、weblio辞書さんの解説などを補足として紹介しておきます。)

 そのまま進むと、菜の花畑が見えましたので、一度、桜並木を逸れて向かいました。これまた大規模。本当に広くて良かったです。

菜の花畑なのはなばたけ

 一本だけ(何の木なのか分かりませんでしたが、)ドンと木が生えていて、これもまた良かったです。

この木なんの木?

 ミツバチもたくさん飛んでおりました。桜、菜の花、人の次に多かったです。このミツバチの写真も歩道脇にすら沢山飛んでいた内の一匹を撮ったに過ぎません。

ミツバチと菜の花

 写真はないですが、ミツバチの次に飼い犬のワンちゃんが多かったですね。すごく多かったです。自動車で来れますし、犬を連れて入れるレジャー施設としても有名なのかなと思いました。

 ちょっとした花壇にネモフィラっぽい花も咲いていて、これもまた春を感じさせてくれました。

ネモフィラ(?)とクリサンセマム(?)

 桜、菜の花、空を一枚に撮影できるスポットを見つけたので、撮影しました。圧巻ですね。

菜の花畑と桜

幸手のマスコットキャラクター「さっちゃん」 が、「桜と菜の花の妖精」であるのも納得せざるを得ない景色です。めちゃくちゃ春を感じて良かったです。

 菜の花も楽しみつつ歩いていると、東端に着きました。

幸手権現堂桜堤さってごんげんどうさくらつつみの東端入口

 東端入口の近くには「清保堂せいほどう」というお堂がありました。お堂としては、約400年前からあり、今の地元の方々に親しまれている お堂とのことで、 折角なので、お参りもしました。

清保堂せいほどうの看板
清保堂せいほどう

 このお堂の近くには、ベンチが1つあり、そちらでご近所にお住まいと思われる方々が世間話をされており、良い憩いの場となっているのかと思いました。

 東端まで来たのですが、「幸手権現堂」そのものは見つからず。「幸手権現堂公園」としては、他の場所もありますので、写真を撮りつつ、そこに向かうことにしました。

桜と提灯
東端からの桜並木

 他の場所に行くには、橋を渡る必要があったので、川も撮影しておきました。草木が芽吹いていて、春を感じる素敵な写真が撮れました。

外野橋から撮影した中川(南側)
外野橋から撮影した中川(北側)

 橋を渡ると、中川について解説する石の看板が建っていました。

中川を解説する看板

 上に乗っているカッパ博士いわく、中川は、

この川は、山岳部からの源流がなく、低平地987km(埼玉県の面積の26%)の雨水と生活や水田の排水を34の支派川で集めて流れているめずらしい川なんだ。

埼玉県治水協会 事務局 葛西陽水路土地改良区   
カッパ博士

とのことでした。源流がない川とは珍しいものだなと思いました。

後で撮影した、カッパ博士と夕日

 先に行くと、小規模ながらダムがあり、湖が広がっていました。下の写真は、水門橋から撮影したものです。

行幸みゆき水門橋から撮影した、行幸湖みゆきこ (権現堂調節池)

 遠くには噴水があり、綺麗な虹がかかっていました。この大噴水は、ずっと稼働している訳ではないらしいので、見れてラッキーでした。

大噴水(スカイウォーター120)

 また、noteを書くに当たって調べたところ、この大噴水は水質改善対策にもなっているようです。要約すると「水が流れていない代わりを噴水で担っている」ようです。詳しく知りたい方は、埼玉県HPの「権現堂調節池からのお知らせ 」をご確認いただければと思います。


 道を進んでいくと、また桜堤ほどではないものの、桜並木がありました。日当たりが良いのか、木が若いからなのか、枝いっぱいに桜が咲いていてこれもこれで綺麗だと感じました。

枝いっぱいに咲いている桜

 道中、マップが描かれた看板を見つけました。「どこに幸手権現堂があるのか、ネットで調べたら負け」だと思っていた私は、これでようやく見つけられると安心しました。

行幸湖みゆきこ (権現堂調節池)のマップ

 しかしどこにも「幸手権現堂」らしき場所が書かれておりません。これはもうギブアップです。2時間以上歩いた私は根を上げて、ネットで調べることにしました。

 すると、

出典:よくある質問 - 県営権現堂公園

な、なにぃぃいいい!!!???
なんと「幸手権現堂」という お堂は なかったのです!!
あまりの衝撃にその場で、立ち尽くしてしまいました。でも世の中、そんなものです。さいたま市に「さきたま古墳群」はないですし、そんなものなのです。

 疲れたので、動物を眺めるながら帰ることにしました。
カモです。夫婦かもですね。

行幸湖みゆきこにいた、カモ

 コイです。たくさんいますね。

行幸みゆき水門橋から撮影した、コイ

 です。左にいる方です。右の方は何の鳥だったか忘れてしまいました。

行幸みゆき水門橋から撮影した、鵜

 桜堤の祭り会場に戻ると、もう日が落ちてくる時間になっていました。

黄昏時たそがれどきの桜堤

 気分を立て直し、ご飯を食べることにしました。こちら辛味餅です。つき立てのお餅が6個も辛味大根に絡んで、入っています。美味しかったです。

辛味餅

 ホタテラーメンです。値段は覚えていませんが、結構、お高めでした。しかし、お祭り屋台でラーメンを提供されているのは初めて見たので頂きました。美味しかったです。

ホタテラーメン

 あゆもいただきました。こちらもお祭り屋台として提供されているのを見るのは、初めてだったので、つい頂いてしまいました。とても美味しかったです。

焼かれる鮎 撮影許可済
焼かれた鮎

 すっかり暗くなってしまったので、桜が見えなくならない内に帰ることにしました。

灯る提灯と桜

 屋台が大体何時から何時まで営業されているか分かりませんが、基本的には朝から夜まで開催されているようで、桜の昼間の顔と夜の顔を見れて、とても満足でした。

帰り道 幸宮神社

 行きとは違う道で帰っていると、神社を見つけました。幸宮神社さちのみやじんじゃという神社です。

幸宮神社の看板

 幸手権現堂という存在しないお堂に行くつもりだった私は、その分のお参りをこちらでさせていただくことにしました。

幸宮神社

 とても趣のある神社でした。運良く参拝者が私一人だけでしたので、じっくりお参りすることができました。
 noteを書くに当たって調べたところ、幸宮神社は、神職の方が常駐しており、御朱印もいただける神社とのことだったので、今後、また、幸手権現堂桜堤に来るときは、日中にお参りしようと思いました。

振り返り

 今回は、幸手権現堂桜堤にお花見をしてきました。まさかの展開で、予定よりも多く歩いてしまい、かなり足が疲れましたが、今回 一通りは回れたので、今度来る際は、無理なく気ままに軽い運動をしにきたつもりで、来れたらなと思いました。
 また、駅から距離があり、自動車で来ても渋滞する影響なのか、幼児を連れたご家族や若いカップルの方々が多くいらっしゃっていた印象があります。ご年配の方がいらっしゃっても、お孫さんと一緒だったりするケースがほとんどだったと思います。だからどうしたという訳ではないですが、「単に桜を見に来るだけなのだから、若い世代の方々はそんなに来ないんじゃないかな」と思っていただけに意外でした。
 あと、飼い犬を連れて来て写真撮影をされている方々も多かったです。同じようなイベントで「巾着田曼珠沙華まつり」に行ったことがあるのですが、そのお祭りでは、あまり飼い犬連れの方々は見かけなかっただけに意外でした。「曼珠沙華まつりは、桜まつりと違って、歩道が舗装されておらず、飼い犬の足が土で汚れやすいから避けられているのでは?」と思いましたが、真相はワンちゃんのみぞ知るところでしょう。
 今回、混雑していたので見送ってしまいましたが、桜堤内にお土産屋さんがあり、幸手のグッズやお菓子が販売されていたので、次回来る際は、ぜひ購入しようと思います。
 また特に記載しておりませんでしたが、元々は、4月7日(日)までの開催であったところを、桜の開花状況に合わせて4月14日(日)までに延期していたので、お祭り主催の「幸手市観光協会」の皆様は、臨機応変に対応できる良い組織なのかなとも思いました。
 総合的に楽しいイベントでしたので、体力を付けて、できれば来年も参加したいと思います。
 最後に開催概要を記載して、終わりと致します。このnoteが良ければ、ぜひ「いいね♡」を押していただければ嬉しいです!今回のお相手は、音宮 二郎おとみや じろうでした!

開催概要

開催期間:
2024年3月20日(水)~4月7日(日) ~4月14日(日) ※期間延長

開催場所:幸手権現堂桜堤(県営権現堂公園)

開花情報:3月8日(金)、3月15日(金)、3月20日(水)~4月14日(日)まで桜まつり開催期間中毎日、桜と菜の花の開花情報をお伝えします。(更新時間未定)
>> 開花情報を見る

駐車場料金:1台 1回1,000円(税込)

注意事項 禁止事項:
・菜の花畑には入らないで下さい。
・公園内での火気の使用はできません。
・桜堤内でのテント設営はご遠慮下さい。
・公園内で犬を放さないで下さい。
・ゴミは各自でお持ち帰り下さい。
・危険な場所には立ち入らないで下さい。

主催:幸手市観光協会
共催:幸手市
主管:第91回幸手桜まつり実行委員会
後援:幸手市商工会、埼玉みずほ農業協同組合、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会

出典:桜まつり | 幸手市観光協会

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