アート好きに郷土玩具をお勧めする3つの理由
アート購入に興味があるが、購入にお金もかかるし、何を買ったら良いかわからない。という人も多いと思います。
私はそんな人に郷土玩具の購入をお勧めしています。
理由は3つあります。
①芸術性が高いものがある。
郷土玩具の呼び名はもともと郷土芸術です。
古くから全国各地に根ざした特徴的なデザインは、海外にも認められている日本のキャラクター文化の原点ともいえます。
郷土玩具自体はまだ海外に認められていると言えませんが、アートとしての価値があるといえます。
②日本に住んでいるから。
日本に住んでいる人は日本全国の郷土玩具を手に入れやすい状況にあります。海外アートを入手するよりも気軽に買え、低予算から所有することが可能です。
将来、郷土玩具が浮世絵などと同じ運命を辿ってしまったら、その価値は高騰します。
③作り手が助かるから。
購入は単純に日本のためになります。古くから郷土玩具を製作しているところは、地方在住で高齢の方が多く、かなり廃絶も増えてきました。
結果的にそのようなところにお金が回っていくことは地方の活力と日本の文化の保存へとつながります。
まとめ
①②③と書いてきましたが、私個人の体感としても、郷土玩具は少しずつ日本のカルチャーとして認められてきたと思っています。実際に無印良品や阪急などでの販売につながっているのです。
この記事をここまで読んだ人は、文化やアートに興味がある方なのでしょう。
ぜひ新しい視点で、日本全国の郷土玩具を見ていただきたいです。
次回は僕が、人形師の観点でアート性が高いと思っている郷土玩具を紹介します。
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