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アイゼンという選択肢

どうも!
冬本番なのに薪が底をつきそうな5期生原田です。
ストーブも節約気味に使用してます。。。
薪生産を頑張らなければ!

さて、今回は林内の足元の装備【靴】についてです!
靴と一口に言っても選択肢は様々です。

①スパイク安全足袋

写真は、安全スパイクシューズ 山彦 I-78 

初期装備の内の一つスパイク安全足袋です。
特徴としては、鉄製の先芯と鉄製のスパイクピンですね。
先芯があるので材を落とす事故や、チェーンソーによる事故も防げます。
ただし、当たり前ですが爪先にしか鉄は入ってないので足の甲へのダメージは防げませんので注意!
また、地下足袋なので爪先に力が入りやすいのも特徴でしょう。
この足袋で値段は4,500円ぐらいなのでリーズナブルです!(先芯の有無やスパイクがゴムか鉄かで値段は変わってきますのであくまで参考価格です!)
残念な点は、防水性ですね。底の部分と爪先はゴムで覆ってあるので防水性はありますがほか部分は綿なので、雨・雪で使うには厳しいです。。。

②スパイク安全長靴

写真は、SAFETY SAPLER セーフティ サプラー 23SG

こちらも初期装備のスパイク安全長靴です。
特徴は、鉄製の先芯と鉄製のスパイクピン、そしてなんと言っても完全防水!雨の日も雪の日もこれで安心です。
さらに、ケブラー素材という切創に強い素材が全面に入っており、爪先以外にチェーンソーが接触した場合でも被害を抑えてくれます。
ただし、値段は3万円となかなかのお値段。。。(ケブラー素材ではない1万3千円程のものもあるようです。)
残念な点は、通気性に難があること、長靴なので足袋ほど爪先に力が入れにくいことですかね。

③チェーンソーブーツ

写真は、PFANNER チェーンソープロテクションブーツ ツェルマットGTX
特徴は、登山靴の様に足首を固定する形状、ゴアテックス素材による防水・通気性、チェーンソーパンツにも使われる「チェーンソープロテクション class1」
こちらは、私が不所持なので使用感などはお伝えできません。。。
値段が4万3千円程とかなり高額です。
高額ですが、雨でも使えて通気性よし、安全性は間違いない、登山靴の形状で山歩きもokとなれば納得の値段ですかね?
ネットの口コミで見かけた残念な点としては、足首を固定するので合わない人もいること、重量があることですかね。

④安全靴+アイゼン

写真は、mountain dax 6本爪アイゼンHG120

山彦がボロボロになって次に私が購入して、現在使っているのがこれです。
いわゆる、軽アイゼンと呼ばれ雪山で登山靴に着けるものです。ネットで調べても林業で使われている人はかなり少ないようですね。
特徴は、6本の爪による強いグリップ、様々な靴に装着できる点、高い耐久性ですかね
足袋や長靴についているスパイクピンと比べると圧倒的なグリップ力がありますね。足袋では滑るほどの急斜面でも立っていられるのは、かなり良いです!本来は雪の中使うものなので、雪での作業でも活躍してくれるのではないかと期待してます。
また、スパイクピンは曲がったり、折れたり、もげたりと摩耗しやすいのですが、こちらはそんなこともなく使えてます!
アイゼンがあれば、スパイク無しの靴を選べるので選択肢はかなり増えますよ
値段は、7千円程(安いものだと5千円ぐらい)
これプラス靴の値段と考えると安い!とは行かないですかね。。。
残念な点は、装着が必要なこと、車や重機の操作の際は取らないといけないこと、岩場では滑りやすいことですね。
装着の必要があるため、簡単とはいえ他と比べると手間ですね。スパイクピンよりも長いため車や重機にそのまま乗るとあちこちに傷をつけますし、操作しづらいです。
と、かなり尖った性能ですが、グラウンダーや間伐では非常に活躍しますよ!

以上、林業で使われている靴と、アイゼンの紹介でした。
次の靴選びの際にアイゼンという選択肢も考えてみて下さい!
それでは5期生原田でした!

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