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嘘でしょ!! 林業生活のリアル 5ヶ月目

こんにちは ヤモリーズ6期生の鈴木です。

林業の世界に飛び込んで早5ヶ月が経ちました。しんどいかと言われれば確かに体力的にハードワークするので大変ですが今のところ苦ではないです。慣れは恐ろしいのでとりあえず5ヶ月を過ごしてリアルな生活をQ&A方式でご紹介します。

林業編

Q1. 林業って3Kの代表格なのか?

A1. 一般的に負担が大きいとされる3Kとは、「きつい」「汚い」「危険」ですがまさに林業は3Kでしょう😱 

きつい:体力仕事である以上ある程度の体力は不可欠ですがパワーは技術や機械でいくらでもカバーできます。楽をしたければ知識を身に着けるそれも面白さになってます。

汚い:帰ってきて服が汚れてないことはまずあり得ません。泥まみれになったり、木屑がポッケに溜まっていたりと洗濯は割り切ってしまえば問題なしです。むしろ汚いよりも痒いの方が私的にはしっくりきます。きっちりしたスーツでインスタ映えするようなオフィスで働くのもいいですが我々は自然に囲まれた環境で仕事できるいいところもありますよ。青空ランチとかとか😅

危険:あっぶねーと思って冷や汗を何度かいたことでしょうか。林業にかんする怪我は間違いなく命にかかわるレベルで確かに危険性は非常に高いです。しかも発生頻度も高いハズです。なぜなら3つの要因が入り乱れるからです。①人為的要因:いわゆる注意不足とか。②機械的要因:機械の故障で危険が生じることも想定しなければいけません。ロープが切れるとか。③自然的要因:いくら安全を心がけても自然相手では100%大丈夫ってことはありません。急斜面で滑ったり、石が転がり落ちてきたりと今でもキョロキョロして周囲の状況を把握しようと心がけています。

Q2. 林業で食っていけるのか?

A2. お金持ちになりたいのであれば間違いなくおすすめしません。でもやり方次第ではいくらでも可能性はあって、生活に困らないレベルであれば十分快適な生活はできそう🤔 5ヶ月では説得力に欠けますが現時点で将来金銭的に辛そうという感覚はありません。だからと言って現場に満足している訳でもありません。正直林業は補助金だよりといった印象は拭えません。しっかり産業として成り立つためにはまだまだ頑張らなくてはいけないと身に染みています。

Q3. 自伐型林業ってどうなのか?

A3. 現行の林業形態がどうのこのうとかは新参ものには正直関係ありません。皆伐、間伐の違いよりも大きいのは自分で管理できるかどうかが重要です。体力的に少々しんどい中で事務作業をしたり自営で林業をするのは効率化やマネージャースキルは不可欠です。サボれば自分に帰ってくるあたりも多少覚悟が甘かったとは思いますがそれも面白さに変えられるポジティブ野郎です。

生活編

Q4. 田舎生活は楽しいか?

A4. 楽しいと言うより充実してます。一番今までと違うのは人付き合いです。正直名前が覚えきれないスピードで知り合いが増えていきます。本当に知り合いの知り合いは知り合いみたいに!!名刺もあるといいですが連絡をとろうと思えば会いにいけばいいみたいなところも好きです。

本音トーク的に楽しいだけじゃないことも紹介します。

どうしたらいぃ農業:片手間ではじめたなんちゃって農業はほぼ壊滅しました。育て方が難しい?水やりができない?そんなことではありませんでした。ずばり原因は猿🐒 自然相手でもそこまで意識していなかった害獣被害私は猿の残りを頂くことになりました😭

Q5. 休みの日は何してる?

A5. やることが盛り沢山です。趣味に使う時間は今のところほぼゼロと言ってもいいぐらい。竹切りの手伝いや地域のイベントとかで予定を埋めようと思えば?思わなくてもいろいろなことがあります。これは個人差があるでしょうけど私はそれが好きなので。もちろん趣味に時間を使うメンバーもいるのでスタンダードな例ではないかもしれないです。

移住の経緯

Q6. どうして移住したの?

A6. 私の場合自伐型林業ありきで移住を決めた訳ではない歴代ヤモリーズでも珍しい動機だと思います。誤解の無いように自伐型林業ももちろんやりたくて移住していますがもっと魅力を感じたのは津和野町での教育です。町営の塾や県外からの国内留学を受け入れている津和野高校そこに社会人の大人として関わりたいと思って移住してきました。コロナの自粛もあって6月から町営塾のHAN-KOHで中学生の数学・理科を中心にアシスタントをしたり、林業を絡めて津和野高校の生徒と活動できないかも模索しています。

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