つわのホイスコーレ'23春「はじまりの春」-3日目-
2023年3月24日〜26日の3日間に開催した2回目のつわのホイスコーレ。
その様子を3回に分けてお届けいたします。
今回は、最終日、3日目「もぐる・つむぐ」の開催レポートです。
ぜひ、一緒に春を感じながら楽しんでいただけますと幸いです。
つわのホイスコーレ'23春 3日目。
3日目のテーマは「もぐる・つむぐ」
種が土から芽を出すように、1日目・2日目と水をやり、根をしっかりと張った上で、3日目は自分の内に深く、深くもぐっていき、そこから生まれてきた言葉を紡いで自分なりの形で表に表現していく。
「自分を表現することを通して自分の心を知る」
そんな想いを共有しながら、つわのホイスコーレ'23春 最終日となる3日目が始まった。
最終日もおいしい朝ごはんから。
昨日の鍋をおじやにして朝ごはんに。
おいしい〜。あったまる〜〜。ほっこり。
芸術士®︎による「詩ってなんなんだろう?」
最終日、3日目は『詩をつくる』ワーク。
津和野町の芸術士®︎さんたちにコラボをお願いしました。
普段から『ことばあつめ』『詩をつくる』活動をされていて、
「詩をつくることは、自分に向き合うことそのもの」と語る大田さんのもと、まずは、いろいろな詩を紹介しながら「詩ってなんなんだろう」というお話を聞きました。
「詩をつくるのが正直初めてで、ちょっと不安。ドキドキする」
「教科書で読んだ気がするけど、それ以来、詩には触れていないな〜」
という参加者もかなりいた中で、芸術士®︎さんの詩の紹介を聞いてこんなのも詩になるんだ!おもしろい〜!というつぶやきがあちこちから。
(津和野町芸術士®︎さんたちのステキな活動はこちらからもチェックできますのでぜひぜひご覧ください☟)
ことばあつめの旅へ。
まずは、ことばあつめの旅にでかけることに。
自分のペースでゆっくり森に向かいながら、途中途中、気になったところで立ち止まりながら浮かんできた”ことば”をスケッチブックに集めていきます。
そのひとらしさを詩を通してじっくり味わう。
”ことば”を集めたら、お部屋に戻ってきて、詩にできる人はまとめていきます。
その後は詩を書いたスケッチブックを並べて、鑑賞タイム。
それぞれの詩をじっくりと味わう時間。
名前を見なくても、詩を読むだけでその人の顔が浮かんでくるのがおもしろかったです。
みんなの詩を読んで、湧いてくる自分の思いや気持ちもまたじわじわと味わいます。
お昼を食べながら、詩を読んでみての感想をシェア。
室内で食べたい人、外で食べたい人がいたので、ハイブリッド式を開発してみました。
それぞれの心地よさを大事にしながら、アイディアを出し合って、こうやってみんなで食べられる形が生まれてくるのが素敵だな〜。
春を味わう糧のお弁当。
お昼は糧にお願いをしました。
津和野のおいしい春の味を楽しんでもらえてよかったです。
(今回、春のホイスコーレでお弁当をお願いした糧は、メンバーも大好きな津和野おすすめスポットのひとつです。お野菜をメインに旬の食材をシンプルにおいしくお料理されております。津和野に来た際にはぜひ!詳細はこちらから☟)
お待ちかねの全力缶蹴り大会
さて、お昼を食べた後はフリータイム。
お待ちかねの缶蹴り大会!!!!(るーきー念願の!)
缶を片手にこれ以上ないニコニコワクワク笑顔で外に出るるーきーをリーダーに、メンバーが集まってきました!!
大人も全力で遊んで楽しむ時間、大事ですね!
いっぱい笑って身体を動かしました。
3日間の締めくくり
最後は、3日間を終えての気持ちをシェアするチェックアウトの時間。
それぞれにいろいろなことを感じ、味わった濃い2泊3日となりました。
今回、特に感じたのは、住まいをともにし、自分の内面を対話を通して開示していく過程を通して、いいところも悪いところも隠せなくなっていって、いい意味でありのままの自分がどんどん出せるようになっていくということ。
1日日帰りのイベントではないからこそ、フォルケホイスコーレだからこそ生まれてくるものなのかな、と。
人の良いところは見えても、自分の良いところはなかなか見えなかったりもして、(『フルーツバスケット』の梅干しのようだね、と)人のよいところが羨ましく思えたりもして…。
でもそんな自分がいることを素直に場に出せたり、認めたりできることも他者と自分を行き来しながら学ぶからこその気づきであり、学びだな〜と思いました。
「はじまりの春」はここから。
それぞれの地でみんなの心が晴れ晴れとスタートできますように。
(つわのホイスコーレ’23春 おしまい)
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