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THE AMBIENCE OF SPORTS vol.160

ふと空を見上げるとそこには燃えるような夕焼けが広がっていることがある。そんなとき僕はスマフォでカシャして満足するのだけれど、スポーツを生業にしている人間しては、選手と絡めて撮りたいのが本音だ。

しかし、現場で圧倒的な空に出会う機会はそんなに多くない。仮にそんな空になったとしても大きな屋根が付いていたり、選手たちが出てくる頃には暮れてしまったり、そもそも今日は屋内だし! なんてことがほとんどだ。

だから、僕は大気が不安定な季節になると朝晩の天気予報を欠かさずチェックして、この日はあるかも? とアタリを付けたら、日没を挟んで競技が行われるイベントを探す。そして、目に留まったのが「屋根の小さい」秩父宮ラグビー場でおこなわれるジャパンの試合だった。

ここまで調べたのにも関わらず、ちょっと遅刻気味に外苑前駅に到着して、階段を登るとそこには燃えるような空があった。

僕はそのまま正面入場口まで走り、受付を済ませるとピッチまでダッシュ。手早くカメラと広角レンズを合体させてピッチサイドを走った。マジックアワーのちょっと手前でパシャリ。

ちなみに僕が遅刻しそうになったのは、決して昼寝をしていた訳ではありません! 実は僕は燃えさかる空よりも、昼と夜が交わる「カタワレ時」がす、好きなんです、嘘じゃありませんッ

判定は、、、ギリギリセーフ! ということで、、。

2012年@秩父宮ラグビー場/リポビタンDチャレンジ

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