セパタクロー熱中時代。vol.9
2014年、仁川アジア大会。この大会では3種目が実施された。2人制のダブル、3人制のレグ、団体戦のチームレグ。日本はダブルとチームレグにエントリーした。
大本命のチームレグに先立っておこなわれたダブルで、日本は大接戦を制して銅メダルを獲得した。これが弾みになるはずだった。
4年前の広州アジア大会のチームレグで史上初となる銅メダルを獲得したとき、関係者は密かに期待した。これで注目が集まって、少しでも環境が改善されるのではないか、と。
しかし、期待したような大きな変化はなか