【読書記録】鉄分強壮薬 あるいは寂しい谷間の冬の午後
2021年247冊目(漫画等142冊目)。
大人向け絵本として有名なエドワード・ゴーリーの絵本の新刊です。
内容は副題のとおりなのですが、明確なストーリーがあるわけではないです。
雪に閉ざされた谷間のホテルが舞台です。シャイニングみたいですが、山場があるわけではなく、淡々と不穏な雰囲気が続き、最後には虚無が待っています。
この寂寥感がゴーリーのたまらない魅力ですね。
ちなみに今年は英語の勉強もしたので原文も眺めてみたのですが、韻をふんでいることは理解できても語彙が特殊すぎてまったくわかりませんでした(笑
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