【読書記録】異形コレクションLⅥ 乗物綺談
2024年51冊目。
異形コレクションの56冊目。私は再開後から読み始めたので8冊目となります。テーマは乗物ですが、車や鉄道だけでなく人力車やメリーゴーランド、妖怪片輪車など多岐に渡っていて面白いです。
平山夢明「スイゼンジと一緒」が強烈。生々しい緊張感が感じられ、平山節が全開です。
空木春宵「新形白縫譚 蜘蛛絲怨道行」も著者がデビューから一貫して描き続けている少女の痛みをテーマにした怪奇SF。『感応グラン=ギニョル』のころはSF?って感じだったんですが、最近はSFだと感じられるようになりました。
宮澤伊織「ドンキの駐車場から出られない」も好き。以前異形コレクションに登場した時と同じキャラたちのお話しなのでいつか一冊にまとまるといいなと思います。
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