【読書記録】こわれた腕環 ゲド戦記2
2023年131冊目。
前半はテナーのお話し。なんとなくゲドが活躍するのは一巻だけで、今後はゲストキャラを中心とした展開になるのかなと感じました。
闇の中で迷宮を進む描写が良かったです。闇の住人の描写はどことなくクトゥルーの雰囲気を感じました。
後半になってゲドが登場しますが囚われて衰弱するなど決して万能ではないあたりがリアリティを感じました。
腕環を持ち帰りますがテナーがそのまま女王になるわけではないんですね。テナーが女王という新たな役割を負わされると巫女からの解放といった自由になる雰囲気が損なわれるのでよかったのかもしれません。
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