【読書記録】本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第二部 神殿の巫女見習いⅢ
2024年76冊目。
ジルヴェスター登場。コミカライズで正体知ってますが癖が強いですね。マインには中身小学生男子とまで言われてますが領主の仕事はこなせているのでしょうか。
本作りの方はついに金属活字を作成するに至りました。第一部の紙作りから始まって、長かったですね。大量印刷は受け入れる側も体制が整っていないことからしばらくお預けのようですが、やろうと思えばできるところまで来ました。グーテンベルクは活版印刷を聖書から始めたそうですが、マインも神殿関連の本から始めるのでしょうか。すでに切り絵での印刷では神々の物語を作っているので別の本でもいいですね。
アイディアを出せば作れるということは技術レベルはそれなりにあると思うのですが、科学技術やインフラなど、なにがあってなにがないのか気になります。あとは資源関係ですね。『銃・病原菌・鉄』という人類学の本がありますが、鉄などの資源がどれだけあるかで文明の発達具合は大きく変わるそうです。以前読んだ『ダンジョン飯ワールドガイド』のような設定集が大好きなので本好き世界のものもあったらいいなぁと思いました。
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