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【読書記録】怪談

2024年153冊目。

ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の作品。英語の作品ですが「耳なし芳一」や「雪女」、「むじな」などは広く知られています。

怪談の多くは八雲による再話で、元ネタがあると聞いているので、元ネタと比較して読んでみたいと思いました。講談社学術文庫版に収録されているようです。

「むじな」のお話しは元話をネットで見つけられたので読んでみたのですが、最後の屋台の灯りがふっと消えたの描写は八雲の創作であることがわかりました。元話は落語的なオチがあるのですが、八雲版は余韻があり怪談として非常に優れていると感じました。

雪女は調布が舞台ということなんですが、wikiによると当時は調布でも大雪が降ることがあったとのこと。当時は小氷期といわれるくらい寒冷化の時代だったらしいので勉強になりました。

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