【読書記録】銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件／奇妙という名の五人兄妹
2024年6冊目。
奇妙な味の小説です。
「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」では銀行強盗は人質の大切な思い入れのあるものを要求しますが、それがその後に起きる現象とはリンクしていないのが不思議でした。妻は身長を差し出したわけではないので。
人質たちは悲惨な目に遭いますが、それに犯人が巻き込まれるのが偶然とはいえ間抜けな感じがしました。結局この犯人は何が目的でこのようなことを行なったのかよくわかりません。
「奇妙という名の五人兄妹」も面白かったです。アメリカには実際にweirdさんっているのでしょうか。
呪福を解くのが目的かと思いきやそこからさらに一捻りあったのが良かったです。道に迷わない能力などは普通に便利そうですが、人を許す能力は人格に影響があり怖いですね。実際に人を許せないことに困惑してましたし。
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