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我愛台湾、そしてごはんレポ。

私が音楽のお仕事で台湾に行ったのはこれで2回目。2回とも、瞳みのる&二十二世紀バンドの鍵盤コーラスとして訪れている。

私は台湾がものすごく好きになってしまった。まるで淡い恋心にも近い感覚で好きなので、誰のためにもならないかもしれないけど、台湾初心者の私が、台湾で見た、台湾の大好きなところを、とにかく書き留めておこうと思う。

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(これはリハーサル中の風景。安くて小さなこの鍵盤とまさか台湾まで来ることになるなんて。)

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私の大好きな台湾を、一言で表すならば、「おおらか」だと思う。

食べ物が美味しく、安全に暮らせて、人が親切で、サービスが良くて、適度に清潔。日本とかぶるところがたくさんある(それは歴史の背景も大きい)けど、その全部が少しずつ、もしくはかなり大幅に、「おおらか」。

日本人が「こうしなきゃいけない」と思ってやっていることを、台湾の人たちは「これが気に入ってるからこうしてる」「自分が楽しく暮らすためにそれを選んでる」というような、自主性がのびのびと息づいていながらも、周りへの配慮を大切にしている人たち。なんというか、バランス感覚に優れている。

もちろん、私は台湾に住んでるわけじゃないし、二泊三日の旅でその土地の全部を理解するなんてとてもじゃないけど不可能なことは重々承知の上で、「台湾に行ってみたいわん」と思う人が増えて、あの明るい土地の優しい人たちにたくさんお金が落ちたらいいな、と思っている。

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前書きはここまでにして、私が「台湾好きだな」と感じたことを、まるで好きな男の子の好きなところを100個あげるような喜びとともに書いてみよう。

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1 基本的に機嫌の良い人が多い(不機嫌な人をあまり見ない。みんな適度にやる気があり、眉間に皺が寄ってない)

2 出汁が効いてて塩分低め、野菜たっぷりの食事(家庭料理ほどその傾向。町の食堂飯の美味しいこと!)

3 アジアの中ではトイレが比較的きれい(場所によるけど空港とかホテルとかデパートとかはもう大概綺麗)

4 日本人に親切な人が多い(こちらが申し訳なくなるほど)

5 あたたかくて湿度が高い(歌手の喉にはベスト)

6 全体的に色味が鮮やか(台湾固有の花柄、町の看板、食事、夜のネオンなど)

7 合理的なサービスが信頼できる。(日本は時にやりすぎて非合理的なとこがある)

8 日本語が通じる人が多い(これは海外初心者にはかなり大きなメリット)

9 ローカルな店も高級な店も美味しい(今回の旅で恐らく桁が2桁くらい違う食べ物を同じ日に食べたが甲乙つけがたいくらいどちらも良さがあった)

10 土地自体に明るいエネルギーがある(女の子一人でも全然ブラブラできる空気感)

などなど、わかりやすく言語化できるとこだとこんなかんじ。

いまひとつ魅力がわからなかったアナタは、ここから先の魂のごはんレポもぜひ読んでみて!

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これはもうおうちでも作っちゃったくらい大好きな朝ごはん「チーズダンビン」。もちもちの米粉クレープにハムとチーズと卵、あまーいタレがかかります。あー食べたい!!!

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台湾のあちこちで見かける「牛肉麺」(ニョーローメン)。見た目より薄味でサラッとしていて、クセになります。

ちなみに台北市はむちゃくちゃコンビニが多いのでちょっとした買い物には全く困らないし、セブンイレブンの麻辣おでん、あとどこのコンビニにもある茶色いゆで卵は見つけたらぜひ試してみてほしい。すごーく美味しいから。

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安心の知ってる味が食べたくなったら、マックはもちろん、モスバーガー、牛角、吉野家、ラーメン、寿司、なんでもござれ、だけど、せっかくだから街のその辺で売ってる饅頭とかどんどん食べてみてほしい。

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焼きたてを食べさせてくれる、おやき屋さん。猪肉餡餅がカリカリで肉汁ブバーッで具沢山で最高にお気に入り。猪肉は豚肉のことね。

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マジで肉汁ブバーッなので一口目を絶対に油断しないこと。


こちらは瞳みのる&二十二世紀バンドのネロくんが嗅ぎつけて見つけたお店。副菜四種とお肉一種とスープ付きで300円くらい。とても家庭的で体に優しい味。

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店構えはガテン飯感。客は若い男性が多い。

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副菜がいちいち美味しい。メインは骨つきの柔らかい鶏肉。酒は持ち込みオッケー。


で、地元のローカルフードを散々楽しんだ上で、マクドナルド大好きな私は、台湾でしか見ないメニューを頼んでみた。

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朝マック、チキンチーズサンド。マヨネーズが日本のと違くて、甘くて美味しいの。このマヨネーズ欲しいなー。

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鮭フライ、牛肉、明太子ソース、というすごい組み合わせなのだが、むちゃくちゃ美味しい。冬の人気メニューらしく、去年も同じやつを推していた。ちなみにコンビニでもこの「鮭×明太子」の組み合わせはよく見かける。


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先ほどまでとは打って変わって、こちらはコンサート後のお客様との交流会のごはん。ハッキリ言って王族の食べるようなものばかりで、美味すぎて驚きの連続だった。

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特にこの茶色いおこわ!桜海老と鰻のおこわが、絵も云われぬ美味さだった。今もありありと思い出せます。今まで食べた鰻料理で一番美味しかった。

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美味すぎて美味いんだか不味いんだかわからないような顔になってしまったマーシー。

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お土産の大定番!パイナップルケーキはやはりこのお店のが段違いで美味しい。飛行場では買えないのが残念。


ああ、思いの丈を書ききった!台湾が恋しくなったらこのノートを読み返そう。そして来年も台湾に行きたい。今度は夫を連れて行ってあげたい。

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我愛台湾。あの国の人たちが、私たち日本人に当たり前みたいに優しくしてくれるように、私たちも台湾から来た人たち、あらゆる国の人たちに、当たり前に親切でありたい。


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