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ちんこすこう開発者は見た!#07 沖縄の競輪選手を知らないのは損だ

競輪で先頭を突っ走り、そのままゴールすることを“逃げ”と言う――。

先頭を走ると後続の何倍もの風圧を受けるため極めて不利だが、2021年9月16日の別府競輪で、沖縄県のラモス・レオ選手は逃げて勝利を収めた。決して大きなレースではないが、今後につながる重要な一戦。1・2着を正確に当てる二車単の車券の配当は320円。彼を応援すべく1点1000円を購入していた筆者は3200円を手に入れることが出来た。ありがとう!ラモス君。

沖縄と言えば空手の金メダリスト喜友名諒選手やプロ野球選手がスポーツ界を賑わせているが、競輪とは大きく異なる点がある。それは、

車券という目に見える形で応援ができること。

そして、当たった時の一体感はなんとも言えない喜びがある。競輪はそのギャンブル性がメディア的には邪魔になる面があり、メジャーで取り上げられることが少ないのだが、東京五輪にも何人かの選手が出場を果たしたし、沖縄の選手も立派に活躍している。ラモス選手もその一人なのだが、もう一人、女性選手による競輪「ガールズケイリン」で活躍している比嘉真理代選手を紹介したい。

ご覧のようにとっても可愛いのである!

比嘉選手は、沖縄の自動車ディーラーや琉球大学で働いていたようで、ホームバンクは沖縄総合運動公園(競輪場ではない)。なんとも身近な経歴だが、この秋には、奈良のFII(というグレードの大会)で初優勝を飾っている。そして、その時の配当は三連単で45万円!当たれば100円が45万円になるという物凄い穴を開けたのである。
そう、沖縄の選手はまだまだこれから伸びる選手ばかり。故に今は車券的に人気がなく、沖縄の選手絡みで当たればこのように高い配当がつくのだ。

ロジックでは買えなくとも、人情に従っていれば大金をつかめることがある。世知辛い世の中にあって、なんとも素敵なことではなかろうか。でもないか。

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