ツルの恩返し

つれづれなるままに。

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「憧れ」=「なりたい」

「憧れというものは、なりたいという感情に限りなく近い。」 以前、このような言葉をどこかで目にした。まさにその通りだと私は思った。 自分の人生を振り返ってみる。 小学生の頃から、自分よりも頭のいい友達や、自分よりも運動神経のいい友達に常々憧れていた。頭はいい奴でありたかったし、体育祭で女子にキャーキャー言われるようなヒーローになりたかった。部活動をしていた頃は、全国大会に出場するような競技力の高い選手に当然憧れていた。 でも私の憧れはそんなもんだった。ごくごく普通の誰もが持

    • ヤンキーが僕に教えてくれたこと#2

      1の続きであります。まだの方はぜひ。 僕がヤンキーから受けた理不尽エピソードがもう1つある。 中学2年生の頃のことだ。一通り中学校生活にも慣れ、8人ほどいたヤンキーのうち、衝撃的だったあの歯抜けヤンキーを含む5人ほどとはだいぶ仲良くなれていた。彼らには冗談も通じるし、仲良くなればみんなにも優しい。そんな中で、誰に対しても等しく暴虐の限りを尽くす恐竜のようなヤンキーがいた。Eだ。Eはすれ違った人間を無差別に殴る。いつも大声でくだらない冗談をほざき、それに対してこちらが笑ってや

      • ヤンキーが僕に教えてくれたこと#1

        僕の人生に大きな影響を与えた出来事の1つとして、中学でのヤンキーとの出会いがある。 小学校時代、僕は学校が大好きだった。第二の親のような素晴らしい先生のもとで、かけがえのない思い出がたくさんできた。 「卒業するのが嫌だ!」 卒業アルバムに記したその文字が全てを物語っている。 とはいえ、新しい環境での新しい生活。中学校に向けてワクワクした気持ちも確かにあった。 僕の行く中学校は、僕の通っていた小学校と、もう1つ別の小学校の児童が通うことになる地元の中学校だった。僕の方の小学校

        • 初投稿

          ここ最近、人生が動いているのを実感する。 社会人になってもう2年が経とうとしている。 12年前、小学校である先生と出会い、自分も「こんな人」になるんだと自らの夢を「教員」と決めた。そこからの人生選択は楽だった。楽しかった小学校を卒業し、とりあえず地元の中学校に進学。中学では成績優秀だったため、高校の選択肢は多かった。「国立」という響きと「偏差値70」という聞こえの良さ、そして我が夢である「教育系」ということから高校を選び、無事進学した。ここまでの自分は挫折という挫折を味わ

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