【古文書】先人からの贈り物を読みたい
みなさんは古文書を知っていますか?
筆で書かれている草書のような、なんというような…というアレです。
それを読めるようになりたいと思い、最近少しずつ勉強しています。
そのきっかけについてお話ししていきます◎
興味を持ったきっかけ
美術館、博物館巡り
きっかけは趣味の美術館、博物館に行ったことです。
その際に、昔の日本の書物に出会うことが多いのです。
同じ日本語といっても、
今のような常用漢字が定まっているわけでもなし、
今のようなひらがな、カタカナで表記されているわけでもありません。
そして、言葉遣いも現代とは違いますから、
文字を読めたとしても、理解できるかは分かりません。
しかし、そういった展示はほとんどと言っていいほど、
何と記されているのかという具体的な記載が無いことが多い!
大雑把に説明された説明文しかない!
(「〇〇が〇〇に送った手紙」のような説明のみ)
何度も美術館、博物館巡りをしているうちに
「解せぬ。」という気持ちが募っていきました。
内容を理解できれば、さらに展示品について知れるのになぁ、と。
さて、どのように勉強するか…
独学で学ぼうと思っていたのですが、何せ未知の領域の学び。
そこで、ユーキャンの「古文書入門講座」を知り、申し込んでみました。
内容は、本当に基本中の基本からでした。頻出の文字の特徴や見分け方、古文書の辞典の使い方などを学びます。
特に古文書の辞典は、内容をみてびっくり。多くの単語の例や例文が載っているので、解読に非常に役に立っています。
古文書解読検定
実力を試したい
せっかく勉強をするなら、ある程度の実力示すことができる方が良い!という考えから、検定がないか探していました。
そこで、古文書解読検定協会さんの事を知ります。
古文書解読検定に合格するという目標を掲げていれば、勉強のモチベーションが上がるし、ちょうど良い!学割もあるから使えるときに使ってしまおう!という心意気で受験しました。
受験方法
私は受験方法でびっくりしました。
てっきり、会場にいく受験方法だと思っていたからです。
(そうなると少しハードルが高くなる…)
問題用紙が送られてきて時間をかけて解くことができるので、
初学者にとても優しい…。
もちろん、上の級になると会場に出向いての受験になります。
先日受験した準2級は、合格点に1点足りずに「不合格」でした…。
無念。受験結果の封筒に、申し込み用紙が同封されていたので、
次は合格するぞ!という意気込み受験したいと思います◎
勉強し始めて変わったこと2つ
1.古文書を読もうとするようになった
今でも定期的に博物館などに行くのですが、やはり古文書に出会います。
今まで少しだけ見て次の展示品に移っていたのが、
少し足を止めて「読める字はないかな?」と
読む努力をするようになりました。
ただ、まだまだ意味を理解するどころか、
読めない字も多くあります。
古文書解読への道のりは遠いですが、
書物を通して昔の人々の暮らしや
心情を垣間見ることができるので、
とても楽しいです。
2.図録で古文書の解読
図録とは、展示をぎゅぎゅっと詰め込んだ本のことです。
私は展示を見に行ったときには、
必ず図録を購入しています。
なぜなら、解読できなかった文字を家に帰って解読するためです。
家ならテキストもあるし、
時間を気にせず読むことができます。
これまで古文書にそこまで興味を持ってないときにも図録を買っていて
「ナイス!過去の自分!」と喜んだこともあります。
なかには、何が書かれているのか具体的に書かれてる図録もあり、
自分の解読と答え合わせができるので、すごく重宝しています。
楽しい古文書解読
古文書は現代の日本語とは違うので部分が多いので、私はもはや外国語として接しています。「趣味は古文書解読すること」と言うと、珍しさからなのか、興味を持っていただける方も多いので、嬉しいかぎりです。
これからも少しずつ古文書解読に磨きをかけていきたいと思っています。調べてみると、地域のコミュニティーや博物館などで古文書講座が開かれているようなので、参加して意欲を高めるのもありだなぁ、と考えています。
知らない世界に飛び込むのも楽しいですね。
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