小麦の生産量日本一の十勝地方。素材にこだわったパン屋巡り2021
十勝地方は農産物の生産が盛んな土地。
その中でも小麦の生産は日本一なんです。
小麦といえば、パン!ですよね。
今回はパン工房のスタッフのパン屋さん視察に同行させていただいて、7軒のパン屋さん、2軒のスイーツ屋さんに行ってきました!
いつでもアツアツのカレーパンが食べられる「よりみちベーカリー」
揚げたてのカレーパンって、ホント美味しいですよね〜。
サクサクの生地に香ばしいカレーの香り。そんな誘惑が満載のパン屋さん「よりみちベーカリー」
こじんまりとした店内の入り口にカレーパン推しのPOPがあったので、迷わずオーダーしました。
迷ったのは、カレーパンの種類でして。
チーズキーマ・牛肉カレー・豚カレー・野菜カレーの4種類の中から選ばなきゃいけなかったのがツラかった〜(笑)
ここ一軒だけなら、迷わず全種類制覇するんですけど、パン屋巡りをするというミッションがあるので、食べすぎないようセーブしなきゃいけなくて。
悩んだあげくに決めたのは「キーズキーマ」でした。
オーダーして大正解!
チーズとキーマカレーと、パンのバランスが絶妙で〜。シアワセを感じるお味でした♪
揚げたてパンは他にも種類があって、他のメンバーがオーダーしたものを覗かせてもらいました。
POPに書いてあった「豆乳ソフトクリームドッグ」
アツアツの揚げパンに冷たいソフトクリームを挟んだパンです。カシューナッツの香ばしさがいいアクセントになって美味しい♪
下の写真はハーフサイズです。
ハーフサイズでも食べ応えたっぷり!
個人的に熱いものと冷たいものの組み合わせが好きです。
揚げ系の代表といえばドーナツも!
そして、ドーナツは丸いだけじゃない〜!
エゾリスのフワフワしっぽに見立てた「えぞりすのしっぽ」
トッピングがグラニュー糖とシナモンシュガーの2種類から選べます。
揚げパンの待ち時間は3分〜10分程度。(メニューや混雑状況によって違ってきます)
アツアツすぎるので、猫舌の方は注意してくださいね〜。
最初に揚げパンをオーダーしておいてから、他のパンを物色するといいかもです。
丸パンにクリームを詰め込んだマリトッツオ風の「シマエナガぱん」が可愛すぎ!
食べるのがもったいない、でも見ていたい...
そんな葛藤してました(笑)
いつもはあまり気にしないスイーツ系のパンに気を惹かれたり。
北海道・十勝の大地の恵を連想させるパンのネーミングにも惹かれまくりでした。
よりみちベーカリー(道の駅ガーデンスパ十勝川温泉)
営業時間 : 9:00~17:00
定休日 : 毎週火曜日
広い庭と小麦畑があって敷地面積は日本一!「ますやパン麦音」
ここのパン屋さんはお天気が良い日に来たい!
雨が降るなか立ち寄った「麦音」の広いお庭を見た瞬間、そんなことを思いました。
同行したスタッフさんは以前、このトラクターに乗って写真を撮ったそうですよ^^
広い庭と小麦畑がある店舗敷地面積は11,000平方メートル。
パン屋さんの敷地としては日本一なんだそうです。
パンだらけのリースオーナメントがお出迎えしてくれる店舗入口。
店舗内はパンのギャラリーに来たような空間でした。
いろんなパンの種類があるパン屋さん。
目移りしまくりです。
地元食材が使われているとあると、気になるんですよね〜。
ナッツ系が特に好きなので「木の実の酵母パン」と「メムピーぱん」(ネーミングが可愛い)をセレクトしました。
どうしても食べたかったけど、めっちゃ我慢した「情熱のナポリサンド」
ナポリタン好きにはたまりません!
パンといえば焼きそばが多いのに、ここはパスタ推し。
絶対美味しいに決まってる〜!
今回は視察としてパン屋巡りをしなければいけなかったので、お腹の具合を考慮してグッと我慢。
午前中に行ったせいもあって、次々と焼きたてパンが並びます。
オープンキッチンから運ばれる焼きたての誘惑がたまりません〜!
スタッフさん達も皆さんとても感じが良くて、楽しい買い物時間でした。
店内は一方通行になっていて、出口通路にはまた違う楽しみが。
持ち帰り自由の「パンかるた」や、広いお庭の案内図や十勝地方の案内パンフレットなど、買い物気分の余韻を残すアイテムが並べられていました。
出口からはお庭へと出られるようになっていて、雨さえ降っていなければココでゆっくりランチできたのにな〜と、ちょっぴり心残りでした。
ますやパン 麦音
営業時間 : 6:55~19:00
定休日 : 年末年始のみ(GW中は通常営業)
HP : https://www.masuyapan.com/shop/
十勝のモール温泉を生地に練りこんだパンが買える「アンクル・モールセンズ」
十勝のホテル「北海道ホテル」内にあるパン屋さん「アンクル・モールセンズ」のパンは十勝川温泉のモール泉が練り込まれたものがあります。
モール泉とは植物由来の有機質が溶け出した温泉のことで、日本の温泉の中でも珍しい泉質です。温泉成分の濃度が高いことで知られていて、北海道遺産に認定されています。
他にはハード系のパンのラインナップが多く、食べ応えがありそうなものばかり。
ホテルのパン屋さんということもあって、包装もオシャレでした。
そして、ここはホテルのショップも兼ねていて、パンの他にも美味しそうなスイーツもあります。
パンが目当てだったけど、華やかなケーキの誘惑には勝てず...長い道中の持ち帰りでも耐えられるベリーのムースと、とうもろこしのムースを買いました。素材の味が濃厚で甘過ぎず、食べ応えたっぷりのスイーツでした。
ホテルのショップは見ていて楽しいですよね〜。
十勝は道内でもサ活が盛んなところで、サウナグッズも豊富。
十勝といえば「どさんこ(馬)」
可愛かったんですけど、目を合わせないようにするのが大変でした(笑)
ショップを出ると、気になる空間が見えます。
何かな?と近づいてみると、チャペルが開放してあって...相手もいないのに思わず進んでいきそうになりました(笑)
普通なら挙式以外は気軽に立ち寄れない空間なのに、こうやって解放してくれてあるのが良いですね〜。
見るだけで夢が膨らみます。
そして、入口横にはレトロな車が展示してありました。
スタッフさんに言えば乗って写真撮影できるんだそうです。
アンクル・モールセンズ(北海道ホテル)
営業時間 : 8:00〜19:00
HP : https://www.hokkaidohotel.co.jp/uncle_moorsens/
十勝のナチュラルチーズを使ったチーズケーキ・スイーツのお店「十勝トテッポ工房」
チーズを使ったスイーツといえば、チーズケーキやフロマージュぐらいしか思いつかなかったんですが、まさか「飲むチーズケーキ」があるとは思っていませんでした!
お味はすっきりしたミルクセーキみたいな感じ!(同行した若い子はミルクセーキを知らなかった...(涙))
トッピングのケーキ生地がいい食感です。
帯広市街に作られた「トテッポ通り」は、1920年から1977年まで使用されていた十勝鉄道の跡地なんだそうです。
十勝鉄道は砂糖の原料の甜菜を農地から工場に運ぶために活躍したそうです。その十勝の歴史を残すために整備されたんだとか。
隣にはビート博物館もあるので、十勝の歴史を調べるときにまた来ようと思います。
さてさて、店内はというと、焼き菓子系が多く並んでいて、ショーケースはスイーツがずらり。
一口サイズのチーズケーキは地方発送も可能だそうです。
私が気になったのは、ナッツの蜂蜜漬け!
絶対美味しいヤツ〜!
ダイエット中でなければ即買いだったんですけどね...
そして、ここの保冷バックが機能的でデザインがかわいいとスタッフの子達が買ってました。
十勝トテッポ工房
営業時間 : 10:00 〜18:00
定休日 : 不定休
HP : http://toteppo-factory.com/index.shtml
旬の野菜やフルーツを使った豊富な種類の創作パンが人気「くるみのランプ」
レンガ色の外壁にパンの装飾が可愛いお店「くるみのランプ」
小さいお店ですがパンの種類が豊富!
とくにキッシュや、ナンの惣菜パンに目がいってしまいました。
ベーシックなチーズコーンやあんぱんも美味しそう!
サンド系の種類も豊富で、梅肉ツナロールはどんな味なんだろう?って興味津々です。
すでにキッシュとナンを手に取ってしまっているので、サンド系はおあずけにしました。
くるみのバケット、これも絶対美味しいよね〜!
胃袋が5つ欲しい!(笑)
「くるみのランプ」さんは、旬の食材やフルーツにこだわった創作パンがウリなんだそうです。なので、行く季節によってメニューが違うってことで、その時の味の出会いも楽しめそうな感じです。
くるみのランプ
営業時間 : 10:00〜17:00
定休日 : 月曜日
POPやメニュー名の言葉遣いにどハマりした「はるこまベーカリー」
ドアノブがフランスパンになってるー!
入店前から気分が高まった「はるこまベーカリー」
店内ではその期待値を裏切ることなく、むしろ余計に高まってしまいました。
入ってすぐにあるPOPの「本日のうまく焼けたよ おすすめNo,1!!」の文字にテンション上がりまくりです。
フツーに本日のおすすめと言われるより、うまく焼けたからおすすめだよ!って、めっちゃいいですよね〜。
こういう感じ、大好物です!
その裏には、特別感満載のPOPが!
「今日は週に一度のベーグルの日」とみれば、いいタイミングで来たな〜って嬉しくなっちゃいます。
もちろん、迷わずお買い上げです♪
パンのネーミングも見るだけで楽しくなるものばかり!
「まかない」って聞けば、美味しいに違いない!って思っちゃうし、チーズポコポコって語感がかわいい♡
店頭にはなかった「リアルメロンパン」だって、気になりすぎです!
焼きカレーパンは取りやすいようにターナーが添えてあったり。
お客さんが喜ぶような気遣いが端々に見えるお店でした。
個人的には入り口の天井がアートっぽくて、これまた気になってしまった次第です。
煉瓦造りな壁もオシャレでした。
はるこまベーカリー
営業時間 : 10:00〜19:00
定休日 : 日・月曜日
HP : https://www.harukoma.com/
帯広調理師専門学校直営パン工房「ル・カルフール」
住宅街の中にあるので、一般のお家と間違えそうになる「ル・カルフール」
お庭がとってもオシャレでした。雨さえ降ってなければ...
「プチソーセージ」が推しらしく、入り口にはPOPのオンパレード。
人気商品なのかな。
店内ではその姿を見つけることができなかったんですが、他にも美味しそうなパンが所狭しと並んでいました。
ちくわパンに青のりが乗ってるのがいいよね〜♪
「ル・カルフール」は帯広調理師専門学校直営のパン工房なんだそうです。
学校直営と聞くと堅苦しいイメージがありますが、そんな雰囲気は全くなくて。とても素敵なお店でした。
ル・カルフール
営業時間 : 11:00〜18:00
定休日 : 日曜日・祝祭日
HP : http://www.obi-gaku.com/lecarrefour/shop/
フルーツサンドとフルーツスイーツ専門店「フルーツスタジオ」
イチゴがハート型にカッティングされていてかわいい!!
持ち帰り用のケースもかわいい!
生産者、産地、品種にこだわったフルーツサンドとジェラードの店舗と、フレッシュなフルーツをその場でスイーツにしてくれる店舗と2店舗併設されている「フルーツスタジオ」
フルーツって、見ただけでテンション上がりますよねー!
ショーケースに並んだフレッシュなフルーツ達は、その場でドリンクにしてくれます。
ひそかにイチゴ好きな私は「イチゴのスムージー」にしました。
となりにあるのは、イチゴ飴。
パリッパリでシュージーな感覚がたまりません!
このイチゴのスムージーは規格外のイチゴを使ってて、フードロスの一環だそうですよ。
規格外といえど、味はしっかりしていてめちゃうまです!
同行スタッフさんがオーダーした、丸ごとの桃が乗ったソフト。
この桃、丸ごとだけど、中の種がちゃんと取ってあるんです。見た目にもびっくりだけど、その手間にもびっくりです!
時間がかかるメニューですけど、ここまでしてくれるから納得の待ち時間でした。
そして、下のソフトは超濃厚!
ミルクの味が濃いんです〜。
でも、桃を食べている間にどんどん溶けてしまうので、ストローがあったらよかったかも。
フルーツスタジオ
営業時間 : 11:00〜20:00
定休日 : 不休
HP : http://fruitsstudio-hokkaido.com/?hl=ja
完全無添加 オーガニックパン工房「風土火水」
素朴だけど、温かみがある店内。
パンの材料全てが無添加素材にこだわったパン屋さん「風土火水」
カウンターに並んだパン達。
フツーのパン屋さんとはちょっと趣が違ってました。
目当てのパンをカットしてもらうタイプのパン屋さんです。
閉店間際に行ったせいもあってここでの購入は無しでしたが、素朴な雰囲気漂う店内が素敵でした。
風土火水
営業時間 : 11:00〜15:30
定休日 : 月・火曜日
HP : https://fudokasui.jp/
まとめ
阿寒湖を7時に出発して、帰ってきたのは19時。
12時間に及ぶ視察でしたが、とても楽しかったし、十勝地方をもっと知りたいなって思いました。
事前計画では全部で12軒回る予定だったんですけど、臨時休業や売り切れで行けなかった店舗もありましたが、どこのお店も素材にこだわり、地元食材に対すこだわりがあって、北海道愛があるなっていう印象でした。
今回はパンの食い倒れツアーでしたが、十勝にはまだまだ美味しい食材がたくさんあるので、ダイエットしながらリベンジしたいと思います!
食べるのも仕事なので(笑)
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