旧世代のライターより


すくなくとも、ぼくらの世代にとって、取材は、なにかの媒体にのることが前提になっていた。新聞や雑誌にのることに、疑いさえ持っていなかった。

インターネットは、はじめ、それに夢中な、いわゆるオタク系の経路だったでしょう。それが、ウェッブというキラーアプリケーションがでてきて、さらにSNSと、つづく。

SNSはイキオイだけでなく、もはや、旧来の媒体より主流になっている、といってもよいとおもう。

オッケー。お金のながれを図式的に書いてみよう。

ほんらい、とくに新聞の媒体費は、とても高額だった。そのおかげで、新聞社はもちろん外部の執筆者にも、お金は十分にゆき届いていた。

広告で言えば、新聞 >> 広告代理店 >>広告プロダクション >>フリーのコピーライターにまで、おすそわけされていた。

がしかし、インターネットという大波にさらされ、この図式はすでに有効ではなくなってきた。

かくして古株のライターは、執筆や取材についての再構築が余儀なくされていると、まぁ、そんなふうなわかで。

そのことについては、また、あらためて書く(かもしれない)。

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